「ヘタレ」という名の怪物

すでに種々のメディアで報じられているとおり*1、過日、某巨大アイドルグループ内の序列を決める年に一度の「選抜総選挙」が開催され、2013年は指原莉乃さんが1位に選出された。思えば長い道のりだった。選抜にも入れない不遇の時代から応援している者(=…

いつかどこかで

思い返せば最初にサイトを立ち上げたのは、「私のホームページへようこそ」などという惹句があちこちで踊っていた時代、1998年2月のことだった。もはや見るべきものは何もないと思うけれど、今でも消さずに残してある。 http://homepage1.nifty.com/pekopoko…

浜松で馬鹿騒ぎ

いろいろあって、このブログを2週間も放置してしまった。そのままフェードアウトしようかとも思っていたのだけれど、ももクロちゃんのライブを見たら、黙っていられなくなった。静まりかえった夜半の浜松のホテルで、こうして駄文をものしている(笑) 春の…

胡散臭いと思う

車を乗り換えたこともあり、その車種に関する書籍を何冊か手に入れて、ニヤニヤしながら眺めている。しかし、ろくに中身を確認せずに、ネットでまとめ買いしているので、中には酷いものも混じっている。たとえばこの本*1とか。 ハツカネズミ君に乗ってイタリ…

ミニの余生とか

いつも世話になっている自動車整備工場から、ミニに買い手がついたと連絡があった。手放してわずか10日のことである。大切に乗っていたとはいえ、21年選手に余生があるとは思っていなかったので、ちょっと吃驚した。もちろん買い取り金額はまったく期待して…

京都太秦物語

まったく映画を見る余裕がない。時間というより気持ちの面で。こんな精神状態では肝心の仕事もまともにできるはずもなく、哀しい。 6月はwowowでフランス映画の特集があって、トリュフォーやゴダール、シャブロルらの作品が30本くらい放映された。ひとまずH…

制多伽に癒される日々

この3週間の追い込まれっぷりは、ちょっと「それはないやろ」くらいのものだった。体も壊さず、心も折れず、今日という日を迎えていることに感謝したい、そんな気分である。明日は久しぶりに自転車に乗るぞ! と張り切っていたら、雨だって……。それはないよ…

みてみてZ女をPUSH

ももクロちゃんの新曲発売日なのである。 表題作「Z女戦争」のことは、6月12日の記事*1に書いた。公開されたPVをすでに何度リピートしたことか。すっかりお気に入りになっている。あらためて音質のよいCDで聴き直すと、これまで気がつかなかった細かい作り込…

今時はこうなのか

自分を車に慣らすために大阪市内をぐるりと巡ってきた。私自身が古い車のありかたしか知らないので、あれこれと新鮮すぎる。ミニと比べて気のついたことを箇条書きで記す。 車に触らなくてもドアロックが解除できる。すごい。 キーから送られた信号に車が反…

さよならミニ

21年乗ってきたミニと今日お別れした。 英国生まれのとても品のある車だった。日本の工業製品の品質からすると、信じられないような故障や不具合もそれなりにあったけれど、愛着が増すことはあっても嫌になることはまったくなかった。できることなら一生乗り…

流されて、る

会議・プレゼンのようなもの・プレゼンのようなもの・準備・会議・台風。 なんだか世界に振り回されるような一日だった。自らの意志で生活の(ほとんど)すべてを律したいがためにこんな仕事をしているはずなのに、どうも近頃はそれがままならない。あたかも…

もはや会いに行けないアイドル

週刊誌に嫌な記事の載ることに気付き、嫌な予感がしていたら、いきなり博多に移ることになってしまった。 どこまでが事実かはともかく、プライバシーを臆面もなくマスコミに売るような人間と付き合ってしまった自分を呪うしかないだろう。もとよりアイドルに…

非日常に救われる日常

毎年この時期に行われている顧客による実践演習(のようなもの)の見学に行くはずだったのだが、親類に不幸があったということで、中止になった。空いた時間はのんびり、ということにはならず、今週から来週にかけて押し寄せてくる会議のための資料作りに翻…

1年ぶりの劇場公演

年に一度当たればいいと言われている四十八人衆の本拠地公演に、本当に1年ぶりに当選した。なんだかなぁ。いや、贅沢は言うまい。総選挙直後のこのタイミングで、4位に大躍進した指原さんが出演するチームA公演を見られるのだから。 1年前の公演 → http:…

4位

去年のこの日は「9位」という記事*1を書いた。そこで「これ以上をいきなり望むのは身分不相応であろう。お楽しみはこれからだ」と書いたら、本当に今年はそうなってしまった。上にいるのは3人だけ、グループ創設以来の一期生メンバーをすべて抜き去るとい…

扇風機を購う

東電はろくに経営努力もせずに、電気代を値上げするとかふざけたことを言っているから、できるだけ電気を使わないような生活を心がけている。夜でも基本的に仕事机のスタンド以外は真っ暗なままだし、使わない電化製品のコンセントはさっさと抜いている。決…

サロメ

言わずと知れたオスカー・ワイルドの傑作である。リヒャルト・シュトラウスによってオペラとして仕立て上げられ、欧州では人気演目として、広く音楽ファンに親しまれている。一方、これを舞台劇として上演することもよく行われている。今回、新国立劇場で上…

きょうのできごと

今年度の新規顧客獲得大作戦特別催事第一弾*1に参加する。これまでは年に1回の参加でよかったのが、今年と来年はすべての回への参加が義務づけられている。「義務」、ああ、なんと嫌な響きだこと……。 催事参会者はカラフルなTシャツを着用するように指示さ…

近所をポタる

4月からは日の高いうちに勝手なことをする時間がほとんど取れなくて、それは「仕事ができる俺」とかの自慢でもなんでもなく、単なる私の怠惰(&安請け合い)のなせる業なのであるが、ために自転車に乗る時間が激減している。かわりに我が身の重さは微増し…

耳に染み入るチェロの声

まるで哲学者のような風貌でステージ上に現れたマイスキーは、ステージ中央の椅子に腰掛けるやいなや、バッハの音楽を奏で始めた。一瞬にして彼のチェロに引き込まれる。颯爽と演奏する姿はどこまでも若々しい。 バッハの無伴奏チェロ組曲と言えば、パブロ・…

速報

指原さん4位。書いておかないとね。応援し始めた頃に較べると、ずいぶん(いや、強烈に)グループ内でのステータスが上がった。胸熱。まだ実弾を持っているので、これからさらに投票して応援したい。2週間後の最終結果は、さて、どうなることか。 なんだか…

634メートル賑わう日

東京スカイツリー開業の日は火曜日で、いつものプレゼンのようなものを二つこなし、夜は顧客たちと下北沢で飲み会を設けた。帰宅後、指原さんに2票を投じる。後年、この日に何をしていたかを思い出せるよう、ただそれだけのために、記しておく。

日食に始まりチェロで終わる

「見ない者は非国民」くらいの勢いで報じられてきた金環日食の日がやってきた。それほど見たいとは思わない不届き者の私であるが、なんとなく7時半ぎりぎりに目覚めてしまった。 とはいうものの、もともとのモチベーションが低いものだから、何の用意もして…

賢治の声を聴く

宮沢賢治の作品を朗読するという催事*1が世田谷パブリックシアターで開かれている。いつもは静かに目で追いかける世界を、声という肉体に直接結びついたメディアで味わう時間は格別なものだった。 公式サイト http://www.siscompany.com/kotoba/ 38人の俳優…

猛烈な金曜日

なんかもう普通に平日にブログを書く気力がわかなくなってる。 やらされてる感満載の仕事にくたびれて、私のソウルジェム*1はすっかり黒ずみ、それを浄化しないとまったくやっていけない(ような気がする)。そういう時はグリーフシードとしてのももクロちゃ…

忙しいフリをする日常

右から左へやっつけないといけない事柄がとめどなく襲いかかってくるので、何から手をつけなければならないかの優先順位をきちんと決めておかないと、取りこぼしてしまいそうである。というか、時々取りこぼしている。大惨事にならないように気をつけろ、と…

潮風に吹かれ浮かれ調子

職場の催事(非公式)で東京湾クルージングに参加してきた。例の身分不相応役職のため、行きたいとか行きたくないとか、そういう個人的な思いや気持ちはまったく入る余地がない。一も二もなく出席者としてカウントされるのだった。しかし、である。これがと…

安藤裕子の復活

1週間前の東京公演では、途中で歌えなくなり、予定された曲の演奏がされないまま終演になってしまった。もともと日(あるいは体調、気分)によってライブの出来不出来の差の激しいアーティストではあったけれど、途中でやめてしまうことはさすがになかった…

光琳の燕子花

根津美術館で開催中の「KORIN展」を観てきた。根津美術館蔵「燕子花図」とメトロポリタン美術館所蔵「八橋図」が100年ぶりに同時に展示されるというものである。この美術館は規模こそ大きくないものの、どの企画展でも選び抜かれた逸品が展示されることが多…

この1週間のことを思い出そう

治りそうで治らない風邪は、その後悪化し、火曜日のプレゼンのようなものでは酷い醜態を晒してしまった。やむなく初めて東京で医者にかかった*1。きちんと薬を出してもらったからか、その夜にはずいぶん楽になった。無理に我慢するのはよくないね(説得力な…