2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

後先を考えない物欲

職場はカレンダー通りに進行するため、夜には東京に戻らなければならない。 家族3人で梅田に出かける。モスバーガーで昼食を取る。「変わりました」という新しいハンバーガーを食べてみたが、何が変わったのか、ちっともわからない。むぅ。続けてジュンク堂…

格好悪い続報

こぐ日記4月29日付記事で、例のナイキの思考停止広告「ブレーキなし。問題なし。」のその後の顛末を知る。こぐさんのおっしゃるように、「反省なし。」だな。

針穴写真展に行く

大阪の文の里にあるgallery maggot*1で開かれているピンホール写真展「はりあなの記憶」を見に行ってきた。今日は世界ピンホール写真デー*2でもあるしね。 天気がよいので当然自転車で出撃する。北摂の吹田市から大阪市のほぼ南の端まで走る。考えてみると、…

飛行機を見に行く

昼過ぎごろから厚い雲が空を覆い、ぱらぱらと小雨も落ちてきた。どこにも行けないかと思いながら、家で本を読み始めたところ、3時頃からにわかに雲が切れ青空が広がった。自転車を引っ張り出して走ることにする。 特に行くあてもないので、しばらく走ってい…

ロストロポーヴィチ死去

偉大なチェリストの訃報が伝えられた*1。折しも彼の人生を自らが述懐する映画*2が公開中である。なんという巡り合わせ。ご冥福を祈る。 *1:http://www.asahi.com/culture/music/TKY200704270298.html *2:http://www.sokurov.jp/

連休に浮かれ帰阪する

朝から会議をこなして、午後の早い時間に解放される。品川へ直行し、博多行きののぞみに乗る。連休前日の新幹線はさほど混んでいなかった。久しぶりの500系でちょっと嬉しくなる。富士山は中腹あたりまで雪に覆われた姿を朧に見せていた。 新大阪に着いてか…

最近のとほほ

三つ買ったはずのパンが家に着いたらなぜか二つしかない。途中で妖精が食べたとか。 風呂で使う石鹸が小さくなったので新しいのを出そうとしたら買い置きがなかった。親指の先ほどのを哀しい気持ちで使った。 一昨日のエントリーで紹介した村治佳織の新譜、i…

グリコの前で踊る

友人*1が「ポッキーのCMの女の子*2がいい」なんて言ったものだから、テレビに出てくる度についじっと見入ってしまうようになってしまったではないか。 春の新作CMは大阪が舞台である。通天閣、新世界、なんば花月、道頓堀など、大阪の名所が次々と映し出され…

村治佳織の行方

嬉しいような困ったような。公式サイト*1の説明文にはこうある。 ラテン語で「愛くるしい」とか「可愛いらしい」という意味をもつ「AMANDA」。村治佳織のギターと、今をときめく作曲家、大島ミチルによるストリングス・アレンジをほどこした初のクロス…

時をかける少女

世評の高いアニメ映画である。公開後に口コミでどんどん観客動員数を伸ばしていったらしい。筒井康隆の原作、そして1983年公開の大林宣彦監督の実写映画の20年後の世界*1を描く、まったくのオリジナル作品である。まさしく青春映画の王道を行く伝統的な若者…

針穴密談で六本木

9月に予定している針穴魂*1の写真展の打ち合わせをするために六本木に赴く。 待ち合わせ場所の新国立美術館*2へは小田急線から千代田線直通で行けるので楽である。モネ展を開催中の美術館は大賑わいで、ついでに観て帰ろうなどという甘い野望は早々に打ち砕…

ロッキー・ザ・ファイナル

引用と脱構築の世界。 オマージュに溢れ、シリーズのファン、いや、ファンでなくとも「イタリアの種馬の人生」を辿ってきた者には、見所が多い*1。ランニング・亀・肉サンドバック・生卵・犬・美術館……、努力、再生、家族*2、もちろんビル・コンティのあの音…

苦あれば楽あり

というほど、たいしたことではありません。 朝から夕方まで会議三連発の一日。気分的に疲れる。帰りはまっすぐ書店に向かう。20日は自転車系と写真系の月刊誌の発売日である。ひとしきりとっかえひっかえ立ち読みした後、「サイクルスポーツ」を買う。「関東…

黄金週間は黄金か?

井川@ヤンキースが初勝利を収める。殺伐とした報道が多いので、少しだけホッとする。 黄金週間にどこかに行きたくて、あれこれネットで眺めている。以前から行こうと思っている直島を改めて調べてみたりする。ベネッセハウス*1の宿泊料金はなんであんなに高…

溜めてどうする

降る雨に負けずどかどかと文庫本がやってくる。 『はじめての文学 浅田次郎』(文藝春秋)、斎藤美奈子『趣味は読書。 (ちくま文庫)』(ちくま文庫)、桂米朝『一芸一談 (ちくま文庫)』(ちくま文庫)、時枝誠記『国語学原論 下 (岩波文庫)』(岩波文庫)、…

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

オダギリジョー主演の「時効警察*1」の続編が始まり、週末の夜中の楽しみが増えた。先週の第1回目も旧シリーズ同様の変なテンションで貫かれ、好感の持てる内容だった。 そのオダギリがすでに消費され尽くしたかと思われる大ベストセラーを原作とする映画の…

丸腰で上京

朝、登校前の娘に起こされたら、雨音が聞こえてきた……。せっかく新幹線の座席、車両の一番後方を予約したのに。天気予報で確認したら関西は午前の遅い時間から、関東は夕方頃から雨になると言っていたのに。 暗い雨雲に悪態をつきながら、荷物を運ぶんじゃな…

馬車馬その2

昨日ほど天気はよくないし、買い物がてら軽く梅田*1まで行って帰ってこようと思い、昼食後、ポケロケに乗って出発する。 まぁ結論から言えば、昨日の今日だし、それですむわけないですね。 亀岡街道を辿る形で南下し、赤川鉄橋から淀川、そして大川へ。花見…

ご対面

新しい自転車*1を受け取りに行く。あんまり嬉しくて、昨夜はなかなか寝付けなかったほどである。手垢にまみれた比喩を使えば、「運動会の前の夜の小学生」の気分だ。いつでもどこでも寝られる自分としてはたいへん珍しいことである。鼻の穴を大きく膨らませ…

「考える人」とともに帰阪

とっとと大阪に戻りたいのに会議の波が押し寄せてきて、けっこういい時間まで拘束される。うむむ。出発まで品川駅構内の書店で車内の友を物色した。「考える人」の春号がこちらを呼んでいたので購う。特集は「短編小説を読もう」である。表紙の写真(本棚い…

観たいメモ

観に行きたい映画がたくさんあるので備忘録。 神童・ゲゲゲの鬼太郎・パッチギ! LOVE&PEACE・東京タワー オカンとボクと、時々、オトン・恋しくて・あしたの私のつくり方・The 焼肉ムービー プルコギ・歌謡曲だよ、人生は・バベル・ロッキー ザ ファイナル…

今日の自炊くん

木曜日のお勤めは衰え気味の肉体には厳しいスケジュールである。夕刻とぼとぼと帰路につく。クーラーの室外機のパイプの先に苔の花が咲いていた。淡い夕焼け空を軍用機が行く。 カレーうどん(前日のカレーの残りで)・長ネギのマリネ(焼いてオリーブオイル…

パスモ売れすぎで

あまりの売れゆきに在庫がなくなってしまい、夏まで販売制限になってしまったパスモ*1。別にスイカでもいいじゃないかと思うのは、パスモ独自のありがたみを理解していないからか。私ならそうするが、その考えに普遍性があるとはもちろん思っていない。 試し…

格好いい格好悪い

建築家の隈研吾が出演するテレビ番組@国営放送局を見る。常に新しい方法論を試し、困難でも自己の考えを貫く。隈の建築作品の善し悪しは別にして、彼の毅然とした姿勢が格好いいと思った。隈研吾が監修する『フランク・ロイド・ライト・ポートフォリオ 素顔…

効果絶大?

火曜日から出番となるので、職場に赴き準備などをしてみる。ちょっとだけ殊勝。それにしても何が憂鬱かって、またあの混み混みの小田急に乗らなければならないこと。嘆いていてもどうにもならないか。早起きする*1!? 近所で見つけた不法投棄防止ポスター。…

できあがったらしい

メールが来た! お待たせしました。 バイクフライデーポケットロケットプロ 出来上がりました。 よろしくお願い申し上げます。 イトーサイクル でも今週末まで大阪には帰れないのだった。ちぇ。 朝、起きたら届いていた。綿矢りさのやつ、ハードカバーで持っ…

アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶

晩年のアンリ・カルティエ=ブレッソンが自作を見せながら撮影当時の思い出や写真そのものについて語る。「美しい配列を生む瞬間を注意深く観察せよ」というブレッソンのことばは、まさしく彼の写真の魅力の核心を衝いている。 貴重な映像であることに疑う余…

東京から考える会

今年の一月に刊行された東浩紀・北田暁大の『東京から考える 格差・郊外・ナショナリズム (NHKブックス)』(NHKブックス)に刺激を受けた面々で大いに東京とか都市論とかを語ろうではないかという会に誘ってもらった。会と言っても参加者は私も含めて四名な…

カポーティ

トルーマン・カポーティの小説『冷血』のメタ言語的物語である*1。1959年のカンザス州一家惨殺事件をカポーティが取材し、やがてそれを一編の長編小説として仕立て上げるまでを描いている。映画は「冷血」の意味をずらすことで「誰が一番『冷血』なのか」と…

街の中の花

近所の桜を見に行くことにした。のどかな風景が広がる自宅周辺*1では、桜がいたるところで咲きほこっている。人工的な物とのコラボレーションがおもしろい(のか?)。歩いて十分ほどの小さな児童公園は普段は静かな場所である。約200本あるという桜が見事な…