2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

きょうのできごと

偉い人の中になぜか交じらなければならない会議がある。 会議後、歯磨きのような仕事とか読書をするつもりで自室へ向かう。ところが、財布を忘れていることに気付く。腹ごしらえができず、一気に戦闘意欲が消滅する。 腹ぺこで帰宅する。 おやつや晩ご飯のた…

本谷三昧@DVDだけど

一昨日に続いて本谷有希子ネタ。かねて本谷の劇団*1の舞台を観たいと思いながら、これまで果たせずにいる。たいそうな人気でチケットはプラチナ化し、容易に手に入れられないようである。「ちぇ」などと吐き捨てながら、歯噛みしていたところ、第10回鶴屋南…

平和なはてなハイク

横っちょに表示している「それがどうした」という欄は「はてなハイク」という機能を使っている。その名の通り、もともとは俳句とか川柳とか、そういう類のものを集めるつもりだったのだろうが、世間にそういう趣味の人が多いとはとても思えず、事実見ていた…

上を向いて歩こうって言うな

ほんとに名曲なのか。以前から好みではなかったのだけれど、上原ひろみの新譜「Beyond Standard」にもこれが収められているからどうなのだろうと、ちょっとだけ期待していた。しかし、上原の演奏で聴いてみても、やっぱりいいと思えない。おまけにないはずの…

非アイドルヲタクゆえ

吉田豪『元アイドル!』(新潮文庫)を購う。この本のことは奈良の亀仙人ことatcyさんのブログ*1で知った。正編と続編で紹介されている元アイドル達は、ほとんどが世間の一部の人しか知らないであろうB級C級のタレントである。私も大半が名前くらいしかわ…

写真の読み方の本

新刊の今橋映子『フォト・リテラシー』(中公新書)を新幹線の友にした。写真の読み方と言えば、名取洋之助の名著『写真の読みかた』(岩波新書)がただちに思い起こされるのであるが、問題への切り口はともかく内容的にいささか古めかしくなったのは否めな…

通行手形を申し込む

思えば、パスポートを手にして海の向こう*1へ渡ったのは、もう18年も前のことである。わが生涯でパスポートを使ったのは後にも先にもそれ一度きりである。それがこの9月にオペラとピザとフェラーリの国に行くことになったのである。仕事だから避けられない…

細見美術館で若冲

大雨洪水警報を呼び込んだ夜半の雨はすさまじかった。どれほど降ったとしても、雨の音がはっきり五月蝿いと感じることはあまりない。しかし、昨夜はとにかく五月蝿かった。 その雨も朝には収まる。昼ご飯をとってから、ゆるりと京都に出向いた。開館十周年を…

500系はかっこいい

N700系が爆発的に増殖するあおりを受けて、東京まで乗り入れる500系は一日わずか二編成に減らされてしまった。もはやいつ完全消滅してもおかしくない状況である。こうなると乗れる時に乗っておきたいと思うのが人情である。いかに乗り心地が悪かろうとも、い…

大阪に帰り損ねる

突発的な臨時会議に招集される。新年度からはこういうのばっかりだが、それでおまんまが食べられるのだから、文句を言うと罰が当たる。とか言いながら、やっぱり文句を言っている。 会議が終わってから、夜ポタ@tikitで憂さ晴らしをする。その後、宍道湖出…

幻のドライカレー

晩ご飯のための買い物に行く途中、マシバシイネツルカモの前を通る。女主人と目が合う。そのまま店に吸い込まれた。致し方なし*1。ドライカレーは今日も売り切れていた。なかなかありつけないことを訴えると、一日五食分しか作っていないという。これは昼に…

靖国

見終えて戸惑いをおぼえた。それは映画で描かれた事実の重みにうちのめされた戸惑いということではなく、これだけで終わりなのという空虚な戸惑いである。靖国神社の存在やそれを巡る国内外の諸問題を考えるきっかけになるほどの映画かどうか。 画面に次々に…

団地の写真展

「大団地展3*1」という写真展を見てきた。私はその方面にはとんと疎いのだが、一部に熱狂的なファンを持っているようである*2。この写真展も「近くでこんなのがあるけど」とmi4ko女史に教えてもらって、知った次第である。 会場は三軒茶屋にある世田谷もの…

森山大道展@写美

横殴りの暴風雨の中を出勤する。わずか徒歩5分とはいえ、びしょ濡れである。用意しておいた衣服に着替え、出番を迎える。顧客はいつもの半分以下だ。この天気だし仕方がないかと思い、無駄話やヲタ話を織り交ぜつつ、のらりくらりと最初の一つを片付けた。…

屋久島行きたい

今日の新幹線の友は,新大阪駅構内の書店で見つけた「BE-PAL*1」の6月号*2にした。特集は屋久島である。前々から行きたいと思っているので、むさぼるように読んだわけであるが、やはりこの雑誌の性格上、どうしてもアウトドア的なアプローチになっている。 …

ダイダラザウルスが消える

先週の12日にエキスポランド*1でダイダラザウルスの撤去作業が始まったと報じられる。とうとうやっぱりなんでと、いくつ言葉を重ねても、もはやどうにもならない。2003年に撤去されたエキスポタワーに続き、大阪万博の象徴的存在であったものがまたひとつな…

瀬野さんの針穴写真展

初夏の京都駅に降り立つ。この時期の京都は修学旅行生でたいそうなにぎわいを見せている。黒や紺の群れをかき分けるようにしてバス乗り場へ急ぎ、ちょうど滑り込んできた206番に乗り込んだ。 瀬野里美さんの針穴写真展「Un Homme, Une Femme*1」を見に行った…

いつもの火曜日+宴会

朝から夕方までプレゼンのような仕事をみっちりこなして心身ともに疲弊する。いまだに全身に潤滑油が回っていないような感じである。夜は三軒茶屋の某店*1で顧客と痛飲する。私を入れて五人。浮かれ気分で景気がいいなんていうのは国会と高いビルに住む人た…

針穴と山中千尋

ジャズピアニストの山中千尋*1のことは名前ぐらいしか知らなかった。それがふとしたことで山中のブログ*2に行き着き、そこで次の記述を見た。 カメラを持ってこないというのも すごいです。Macでとるしかありません。 天気もよいので、針穴写真機をつくろう…

今日の自炊くん

遅い時間に目覚めて、ずいぶん寒いことに気付く。気分を重くするような雨は降っていないものの、どこかにでかける気までは起こらない。手早く掃除と洗濯をしてから、くたびれた仕事鞄に本や電子辞書、書類、手帳を放り込んで、きっと誰もいないであろう職場…

バスに乗って渋谷へ行く

夜半から雨模様である。起きてもやっぱり雨模様である。自転車にも乗れないから、職場に行って、歯磨きのようなルーティンワークでもこなそうかと思ったものの、どうにもやる気が出てこないので、前夜日付が変わろうかという頃に届いた嶽本野ばらの『タイマ…

逃亡くそたわけ

絲山秋子の原作の肌合いを損なわず、さらに会話のテンポの良さと車の疾走感が心地よく、まずは佳作と言ってよい映画だと思う。 若い男女二人が福岡の精神病院を抜け出し、鹿児島まで九州を縦断するというロードムービーであるが、「今どこにいるのか」という…

愛らしい熊の変な趣味

赤々とした口とつぶらな瞳がラブリーな熊の絵に惹かれて手に取った雑誌は、映画のDVDを特集する「Studio Voice*1」だった。 いわゆる名作を寄せ集めたようなくだらない企画ではなく、「女子好き女子のためのAV近作!」とか「豊川悦司の映画」とか、「フィル…

連休明けた

東京行きの朝ののぞみは両方の窓側の列だけがなんとか埋まり、あとは無人のままであった。列車内を支配する連休直後のどよんとした雰囲気がたまらない。おまけに夜はつまらない宴会でますます意気消沈する。 窪塚洋介・ニャホニャホタマクロー・萩本欽一・ブ…

軽い衝撃

スカーレット・ヨハンソンの結婚*1 スーパー・アグリのF1撤退*2 *1:http://mainichi.jp/select/today/news/20080507k0000m030079000c.html *2:http://mainichi.jp/photo/news/20080507k0000m050033000c.html

東京の風景

東京のどこの風景を見ても、テレビの中の世界に紛れ込んだような心持ちがしていけない。いまだに異邦人気分の抜けない私には、生活に根ざした確固たる実感や印象がなく、メディアの語る姿に踊らされるばかりである。 そんなことを思ったのは、今日、大阪の書…

きょうのできごと

なんとなく一日中ぼんやりしていたような気がする。あったことやったこと。 猫を動物病院に連れて行って、年一回の三種混合ワクチンを接種させる。 掃除機を丁寧にかける。家中する。 冬物と夏物を入れ替える。電気ストーブも綺麗にしてから押し入れにしまう…

微妙なところで納得する

昨日、紀伊国屋書店でTASCHEN社の25周年記念版として刊行されている『The Polaroid Book: Selections From The Polaroid Collections Of Photography (Taschen's 25th Anniversary Special Editions)』を見つけた。2005年に出た『The Polaroid Book』との違…

液晶絵画

中之島の西の果てにある国立国際美術館*1に行ってきた。現代美術を中心に収集、展示するこの美術館では、「液晶絵画」と題する展覧会が開催中である。国内外の15人の作家が、文字通り「スクリーン」や「液晶パネル」をキャンバスに見立て、静止画と動画を先…

転々

借金の回収屋が取り立てられる立場の大学生と東京を散歩するロードムービーである。悪ふざけが過ぎると、物語の主筋とは無関係のお遊び要素ばかりが目立つことになる三木聡であるが、この映画ではオダギリジョーと三浦友和の二人が力強く物語を領導するため…