2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

空気人形を探す

穏やかな天気に誘われて、自転車で走り回ることにする。 深大寺*1にある関東最古の仏像を見に行くつもりにしていたのだが、11月末には25年ぶりに秘仏を公開するようで、その時に行く方が見学にはちょうどいい。それで是枝裕和監督の映画「空気人形*2」のロケ…

きょうのできごと

遅めに起床する。家でちまちまと自分のしたい仕事をする。 そこに着信あり。ローライフレックスを預けていたカメラ店からである。修理が完了したとのこと。しかし、撮影レンズがバルサム切れを起こしていると言われ、嬉しさ半分哀しさ半分という微妙な心持ち…

透明な標本

テレビの何かの番組で見かけて、たいへん気になっていたものがある。 透明標本と呼ばれるそれは、小動物の骨格があたかも精巧なガラス細工のごとく着色され、もはや立派な芸術作品である。どうやって作っているのだろうという現実的でくだらない疑問はこの際…

上野徘徊

上野で開催されている二つの展覧会を見に行く。行楽シーズンの上野恩賜公園は遠足の子どもたちや秋を楽しむ人たちで大いに賑わっていた。水曜日だから、ちょっと不思議ではあるのだが。自分のことは棚上げです。 その1 冷泉家 王朝の和歌守展*1@東京都美術…

ジョーが二人になった

火曜日になるたびに「ああ、くたびれた」もないだろうから、何か他のことを書こうと思った、けれど、何もない。 城島に緩んだ虎を締め上げてもらいたい。ぬるそうな監督もついでに締め上げてもらいたい。

阿修羅に再会する

きょうのできごと風に。 雨音で目を覚ます。奈良に向かおうという気持ちがいきなり萎える。 釜たまでも作ろうとうどんを茹でていたら、娘が帰ってきた。新型インフルエンザによる欠席者が増えて、2学年が閉鎖になったとのこと。流行ってるなぁ。 だらけてい…

京都で勤労

京都某所で1〜2ヶ月に一度の調査活動に勤しむ。夜は家族でフィギュアスケートを見る。浅田真央、どうしちゃったんでしょうね。 さて明日の天気予報は雨と出ている。予定通り、行きたいところに行くべきかどうか。

幻と呼ばれるものを見に行く

東京から帰阪の途中、宇治に立ち寄ってきた。宇治市源氏物語ミュージアム*1で展示中の「幻の写本」を見るためである。 宇治駅に降り立つと、8月の時とは違って、観光客の数がぐっと増えている。何かスタンプラリーのような催しも行われているようで、台紙を…

レベッカレベッカ

20年ほど遅れて初めてリンドバーグ体験をしたのは先月のことだった。そのリンドバーグの前に入れ込んでいたのがレベッカだった。もはや古典と呼んでも差し支えないであろう「フレンズ」を収める「REBECCA IV」でブレークする前の、ちょっと危ない感じの人た…

新しいマックにときめく

19日あたりに動きがあると言われていた通り、アップルが窓7発売直前に新製品群を発表した。まとめ買いしたいくらいどれも魅力的である。 今回の目玉は安価なMacBookと驚異のコストパフォーマンスを誇るiMacであろう。15インチのMacBookProを買おうと思って…

虎の妄想

阪神はいったいどういうチームになるのだろうか。東や北の方でやっている試合そっちのけでそのことを思う。なんだか夏頃に遊んでいた野球ゲームのようなチームになりそうな予感。

やっと届いた

リアルタイム世代ではないし、原理主義者でもないので、簡単に全部揃うのを安価で仕入れる*1。もっとも輸入盤ボックスセットゆえ、3週間ほど待たされた。 ビートルズは「ラバーソウル」「リボルバー」「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・…

よく晴れた日に

読書だけして過ごす。仕事に関係のある本と関係のない本を、それぞれ一冊ずつ読み切る。空は高いし、窓から気持ちのよい風が入ってくるし、猫はベランダの日の当たるところで惰眠を貪っているし、静かで穏やかな時間を過ごした。 夜はロールキャベツを作る。

アヒルと牛若丸と青不動

【その1 アヒルを受け取る】 水都大阪2009*1のアイドルだった巨大なアヒル。約1ヶ月間、天神橋のほとりにぷかぷかとユーモラスに浮いていた。そのレプリカが1500個限定で販売されていた。下調べをろくにせず*2、見事に買い逃してしまったのであるが、この…

雨に降り込められる

でかけようと目論むも、そのタイミングで激しい雨に降られ、結局、引き籠もりの一日になった。部活にでかける娘の送迎をしたり、シーツなどの大物の洗濯をしたり*1、家の掃除をしたりして、家族マイルを溜めることに勤しんだ。あとは猫に引っ掻かれた。 *1:…

美しい言葉

品川駅構内の書店で「美しい言葉」と大書した表紙を見かける。「BRUTUS」だ。どういう切り口で捉えているのか、たいへんそそられる。 文学関連は高橋源一郎と橋本治が現代ものから古典まで手広く押さえ、その他は流行歌の歌詞や葬送のことば、方言、新世代俳…

三角を反芻し、やがて、ペ

前日の余韻を噛み締めながら、ついに始まった今年度の新規顧客獲得大作戦に忙しく走り回る。とはいえ、暴れすぎた代償だろうか、朝から妙に腰が重くて困った。もっともその重み痛みで、昨日のライブを思い出し、何度も幸せな気分になっていたのだから、何が…

直角二等辺三角形に酔う

会場の横浜アリーナに着くと、「記憶スケッチで描いたかのようなテクノポップ三人組*1」のコスプレをした人たちがあっちにもこっちにもいて驚かされる。さらに思っていた以上に大人の女性が多く、かつ全体の年齢構成も高めに見えたのは意外だった。ために熱…

きょうのできごと

火曜日……。ただし下半期開始から日が経ち、喉の調子がよくなってきたので、当初ほどくたびれなくなってきた。もっとも日々衰えつつある体力はいかんともしがたく。 職場の社員食堂のうどんは冗談のような代物であるが、今日は特別メニューでなんだかまともな…

くたびれたらカレー

日曜日は年に一度のスポンサー感謝デーであった。近隣遠方各所からやって来たお客様に対して、昼前から夕方まで接待にこれ勤める。そして今日も職場へ。月曜日ばかりが休みになるアンハッピーマンデー対策で、祝日無視の荒行である。もともと月曜日にはプレ…

手帳とかボールペンとか

昨日は渋谷にある同業他社で会議のようなものがあって、そこでプレゼンのようなものをしてきたのであるが、なんとなく気が進まない夜の部は静かに辞去し、一人で渋谷を歩き回った。 ロフトで来年用の手帳をあれこれ物色する。あれこれといっても、モレスキン…

パノラマ・ラブ

新しいデジタルカメラによろめいてしまった。ソニーのサイバーショットTX-1*1である。 針穴魂の写真展に来てくださった方が持っていて、ギャラリーの中をぐるりと撮影、たちどころにパノラマ写真ができあがるところを見せられた。横長あるいは縦長のパノラマ…

表参道から六本木へ美術館巡り

3年半ぶりに新装開館なった根津美術館*1に赴いた。表参道からみゆき通りを歩いて行くと、やがて隈研吾が手がけた瀟洒な建物が見えてくる。エントランスのところから雰囲気が抜群によくて、期待感はいや増すばかりである。はたして展示室もすばらしい造りで…

多摩川を見に行く

史上最強と連呼するテレビの人たちは、災害すらイベントのように思っているのだろう。避難勧告が出ているのに、わざわざヘルメットを被って危ないところへ行ったり、水に近づくなと言いながら、どうどうと流れる川や荒れ狂う海をバックに必死でしゃべってい…

空振り

とある重要な案件を片付けようと出勤したところ、担当者が出張で不在のため空振りになった。せっかく来たのにと雨空を恨めしく眺めながら、というようなことはない。なにしろ家から職場まで徒歩五分だから。自室で溜まり気味の仕事を片付けて、早めに退散し…

どうしても見たいもの

備忘録。全部行けるかなぁ。作戦を練らなきゃ。 10月22日〜11月23日 法隆寺「夢殿本尊秋季特別開扉」 済 10月24日〜11月12日 法華寺「本尊開扉」 済 10月1日〜11月30日 浄瑠璃寺「吉祥天立像」 10月17日〜11月23日 興福寺「お堂で見る阿修羅」 済 9月18日〜1…

今日届いたものなど

森山大道の雑誌掲載された写真を集成した『にっぽん劇場 1965‐1970』と『何かへの旅 1971‐1974』(ともに月曜社)が届いた。写真から伝わってくる焦燥感や苛立ちが、今のものとは違うと感じる。ありていに言えば、かっこいいということなんだけど。 海老沢泰…

ローライを修理に出す

年間王者が決定するかもしれないという重要なレースとなった今年の日本グランプリ。3年ぶりに鈴鹿に帰ってきた。高揚感、期待感は高まるばかりであったのに、肝心のレースは見せ場もほとんどなく、退屈なものになってしまった。だいたいチャンピオン争いの…

きょうのできごと

前夜は東京落選を見届けてから、床についた。あれだけの事前活動も一瞬で水泡と化した。さて後始末は……。 マドンナの「CELEBRATION [DVD]」を観る。懐かしいのから最近のまで。とある日本の若い女性歌手につけられているキャッチフレーズ*1は、マドンナのよ…

空気人形

あなたの息で私の体を満たして 体の一部が破れて空気の抜けた人形が、好きになった男に息を吹き込まれて甦る。是枝裕和監督がこの映画を撮るきっかけになった原作漫画*1の1シーンである。これ自体が男女の情交場面の喩であることを強く意識していると、パン…