2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

東京の道案内本

東京に4年住んだとはいえ、そのうちの3年間は町田に引き籠もっているような状態であった。都心部に出て行くのはめんどくさくてね、とあらためて言わなくてもいいか。それでも東京のことを考えさせるような本はぽつりぽつりと買い溜めてきた。それをネタに…

東京都心を横断する

起きたら昼。ま、祝日だしいいか。掃除や洗濯を手早くやっつけて、ポケロケで出撃する。 休日は都心部が走りやすいので、なんとなくそっち方面に向かった。いつもは混み合う246も、渋谷を抜けると悠々と走ることができて、たいへん気持ちがよい。そのまま六…

自転車でかりんとうを買いにいく

出番の多い火曜日をやっつけた後、天気もいいし、新しい相棒である富士号に乗って近所を散策することにした。無目的で走るのもなんなので、笹塚の升本屋*1にかりんとうを買いに行く。片道30分もかからないから、ちょうど手頃な距離である。アップダウンも少…

JRにチェブが棲む

先週、大阪に戻った時に、JRの車内広告にチェブラーシカ*1とゲーナが登場しているのを目にした。調べてみると、マナー啓発のキャラクターを務めるようである*2。ポスターではピオニールの子どもたちが車内で大暴れをしている。いいのか、模範生ピオニール…

三面六臂に魂を抜かれる

上野に行く。先日書いた東京都美術館*1と東京国立博物館*2の催事を観るためである。いずれの展覧会も恐ろしいほどの混雑が予想されるから、午後の遅くから出かけることにした。 日本の美術館名品展 国宝阿修羅展 まずは東京都美術館に赴いた。日本全国の公立…

両国浅草隅田川

顧客を引き連れ東京風情を楽しむ一日だった。これまでこの種のお楽しみはなかったので、新たに企画してみたのだった。それが生憎の雨である。主担当としてはやきもきする、はずもなく、なるようになるさと思っていたら、なるようになった。 週末の江戸東京博…

まさかの出来事

職場での主業務のひとつであるプレゼンのようなものをする時は、Keynoteで作成した資料類を画像で書き出し、それをiPod nanoに収めてスクリーンに投影している。少し前までは大きなノートタイプのパソコンを持ち運ぶしかなかったわけであるから、ずいぶんと…

青森に行きたい

昨日買ってきた「美術手帖」を読んでいると、青森に行きたい気分が高まってきた。ユニークな美術館や博物館が数多く建てられていることをいくつかの雑誌で知り、以前からそれらを巡る自転車旅をしてみたいと思っていた。 青森県立美術館*1と十和田市現代美術…

観たい聴きたい叫びたい

朝からそわそわしながら、出番の多い火曜日をなんとかやり過ごした。帰宅後、猛ダッシュで三軒茶屋を目指した。いつものツタヤでテクノポップ三人組の武道館ライブDVDとリンドバーグ復活記念新アルバムを買い求める。ついでに書店の方で「アートの旅へ行…

いきなりコケた

大阪には一泊だけで東京へ戻ってきた。べったりと空に張り付いた重苦しい雲が月曜日のブルーな気分をいっそう重くする。 夕方、一昨日唾をつけた新しい自転車*1を引き取りに行ってきた。脚力もないのにピストに挑戦とは我ながら無謀である。固定とフリーはリ…

通信最大手販売店に潜入

朝の早い時間の新幹線で大阪に戻る。出発前に娘から火急の用件で連絡がある。取るものも取りあえず、大急ぎで家を飛び出す。品川で事なきを得たのを知り、あとはのんびりと大阪までのぞみに揺られた。 昼ご飯を済ませてから、家族三人で娘の初携帯電話購入に…

晴れ晴れした

来月、わが職場で全国規模の催事が開かれる。その実働隊員として事前準備に励んでいるというか、励まされているというか、この半年ほど細々とした仕事を続けてきた。今日はそのための会議で都の西北方面の同業他社に出向いてきた。 昨日のやる気や集中力を削…

苦々しさとちょっとの嬉

売り切れになった阿修羅フィギュアを某Yオクで検索したらすごいことになっている。ちなみにもとの値段は2980円である。高く売りつけたい人とどうしてもほしい人が集うと、こういうことになってしまうのだなぁ。 阿修羅はいくら?@某Yオク 「もう絶版」な…

きょうのできごと

東京国立博物館で開催中の「阿修羅展」に行った時に必ず手に入れようと思っていた海洋堂製の阿修羅フィギュア*1がもう売り切れてしまったらしい*2。やはりあの値段であの出来映え、仏像好きにはたまらない逸品であったようだ。ああ悔しい。振り上げた拳のや…

世田谷で平泉を観る

世田谷美術館*1で開催中の特別展「平泉〜みちのくの浄土〜」を観てきた。平安時代末に奥州藤原氏によって独特の文化を育むことになった平泉の文化遺産を公開する。 本展では、「平泉の文化遺産」の名宝や歴史資料、出土資料など国宝・重文98点を含む200件を…

魔窟で物欲炸裂

通常業務が開始する。火曜日、いきなりプレゼンのようなものが4連発である。それなりに力を抜きつつこなす術を覚えたおっさんであるが、話し続けることによる喉への負担はいかんともしがたく、さっそくガラガラ声になってしまった。ま、いつものことではあ…

好きにもほどがある

職場に顧客が戻ってきた。毎年のことだけれど、この時期の人口密度は異様に高い。そして妙な高揚感が横溢している。春だねぇ。敷地内を移動するのに、閑散期の1.3倍くらいは時間がかかる。あまり自室から出ないようにして、事務仕事や開幕準備*1を進める。た…

ポケロケでB級グルメ

ポケロケ*1を引っ張り出して近場を走った。桜も終わってしまい、特にどこかに行きたいということもないので、まずは二子玉川から多摩川に沿って羽田方面に向かった。天気の良い日曜日、たくさんの人や犬や自転車であふれかえっている。避けるのに忙しくてく…

忘れじのFF7

Playstation Storeに「Final Fantasy VII」が登場した。PSPでクラウドやエアリス、セフィロスが動くのだ。懐かしすぎておかしくなりそうだ。 これのリリースされた1997年は自分にとって先の見えない暗黒期間で、嫌な気持ちを忘れるためにひたすらのめりこん…

目黒川の桜に乗り遅れる

会議二連発の後、夕方に目黒川まで自転車を走らせたけれど、桜花はほぼ終了、花筏も護岸の際に残骸が残るのみだった……。やっぱり遅かったか。やけくそで針穴写真を2枚だけ撮った。 「東京! 100人の新発見。」という特集を組む「Casa BRUTUS」最新号*1をコ…

春の地元ポタ

大阪でゆっくりできる最後の日、電動アシスト自転車で近所を緩くポタリングした。地元ゆえ、菜の花や桜のいい場所はわかっている。ごくありふれた場所で派手に人を集めることはない。それが穏やかな心持ちにさせてくれる*1。自分の中で「基準」になっている…

入学式と白い鯛焼き

「東京ひとりめし―街なかのひとりごはんを解決! (えるまがMOOK ミーツ・リージョナル別冊 東京篇)」という雑誌を読む私に、一言「寂しいな」と吐き捨てた娘の入学式に出る。ちなみに地元(北摂)を特集する「Meets Regional (ミーツ リージョナル) 2009年 05…

桜に染まる太陽の塔

出かけたいところがあったのだけれど、翌日に入学式を控える娘に付き合って用事をこなすことになってしまった。待ったなしのものであるから致し方なし。お父ちゃんの義務を果たす。 昼の遅い時間から遠くには行けない。「さくらまつり」を絶賛開催中の万博公…

古都の桜を愛でる

20年来お世話になっている方のところへ友人とともに出かける。 昼食を蕎麦屋でとった後、大覚寺の桜を愛でる。平日のためか、さほど混み合ってもおらず、ゆっくりと花を楽しむことができた。枝からこぼれんばかりの花をつけている木もあれば、まだまだ蕾の目…

桜とブル5で春を満喫

知人の所属するアマチュアオーケストラ*1の定期演奏会*2を聴きに行く。演目はワーグナーの「ローエングリン 第1幕への前奏曲」とブルックナーの「交響曲第5番」である。初めて訪れた紀尾井ホール*3はとても良い雰囲気で、この場の祝祭性だけでもおおいに気…

がっかりとにっこり

年嵩な顧客向けの新年度説明会があった。昨春から二年任期で担当している職務のお役目である。二度目なので無難に片付ける。夕刻解放。 桜がほぼ満開になっているようなので、目黒川を目指してtikitを走らせる。ところが、5分もしないうちに雨粒が落ちてく…

おくりびと

大きな賞を獲った作品*1を脊髄反射的に激賞することなどもちろんよくしないし、だからといって重箱の隅をつつくように難癖をつけて通ぶるのも落ち着かない。 良い:人間の尊厳とは何かを考えさせるきっかけになる(かもしれない)。納棺士の所作は見事。 悪…

逐一報告の記

1 「おくりびと*1」を観た。レンタルで。 2 白い犬の店からほど近いツタヤで、菊池成孔・南博の「花と水」を手に入れた。さっそく聴いている。サックスとピアノ、それに弦楽隊の奏でるアコースティックな響きが心地よい。 3 iPhoneのパケット代金上限が毎…

気の利いた嘘はつけん

4月1日は正月のようなものというほどの覚悟はない。すぅーと静かに始まっていく感じである。人気のない職場の自室で明日以降の準備などをやっつけてきた。夕刻帰宅。 bk1から本が届く。栗原景『新幹線の車窓から 東海道新幹線編』(メディアファクトリー)…