2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

雨の京都で懐かしき会合

今にも泣き出しそうな空を睨みながら京都へ赴く。到着の頃には案の定泣き出した。ぽつぽつ。 全員が揃って集まるのはおよそ6年か7年ぶりくらいの会合があった。昼にそのうちのお一人の退院祝いの食事会を催す。お互いの無事を確かめ合うようなひとときとな…

きょうのできごと

お天気次第では奈良へ出かけるつもりにしていた。が、台風台風と思い込んでしまって、すっかり気持ちが萎えてしまった。起きたら昼前で轟沈。 猫と遊ぶ。 部屋の掃除をしたり、たまった新聞を読んだりした後、録画しておいた「レスラー」を観る。劇場で見損…

週末は台風

マック用のMS Officeの新版が発売になった。しかし、2008の出始めの惨状を思い出すと、すぐにバージョンアップしようとは絶対に思わない。縦書きの処理なんて、フリーソフトより酷かったもんな。よくあんなのに2万も3万も値付けして商売をするものだ。 3…

淡々といつもどおり

昼から三つ続けてプレゼンのようなものをこなす木曜日。資料その他を投影するためにiPadを使っているのだけれど、このお手軽さはMacBookAirといえども敵わないと思っている。顧客達はいまだこの電脳板が物珍しいのか、近寄ってきてはしげしげと眺めている。…

猫と世田谷とアラスカ

午前中にプレゼンのようなものをひとつこなして、午後からは自分の部屋で書類書きをしたり、明日以降のためのあれやこれやに取りかかったりする。MacBookAirで。今日は一日これで作業をしてみたのだけれど、ほとんどストレスになるようなことがない。やはり…

俺のMacBook Air

首を長くして待っていたMacBook Air*1が到着した。出勤前にそわそわしていたら、出かける直前に黒猫が咥えて持ってきたのだった。一日、仕事どころではなくなることが決定。 心を寓居に残したまま、夕方までせっせと仕事をする。そして猛スピードで帰宅する…

REDLINE

「命知らずのレーサーたち 武器搭載もOKの、ルール無用のカーレース*1」とくれば、「チキチキマシン猛レース」か「マッハGoGoGo」を思い出しますよね、それは。絵こそシリアスな劇画調になっているけれど、やっていることはこの二つの傑作アニメーションと同…

青い空がうらめしい

よく晴れた。絶好の自転車日和だと思いながら、至急準備しなければならなくなった書類を部屋に籠もってしこしこと書き上げる、までいかなかった。恨めしい。 夕方までiMacを睨んでいたので、すっかり肩が凝ってしまった。iMacの画面の高さが微妙に合わなくて…

応挙の松

屏風に描かれた松といえば、長谷川等伯の「松林図屏風」(東京国立博物館蔵:国宝)のことがただちに思い起こされる。深遠なる空間に明滅するかのように揺蕩う松林の姿はただただ美しい。その等伯から遅れること約200年、円山応挙にも息を飲む松の屏風の名品…

ちびエアに蹌踉めく

恒例のアップル祭に付き合って明け方まで起きていた。しかも今回は待ちに待ったMacBookAirの新型が発表されるとあって、期待感はいや増すばかりであった。なにしろ昨冬から出るぞ出るぞ出るぞと囁かれ続けて早9ヶ月、泳げる頃には必ずなどと言われたりもし…

東京で東大寺を見る

今年の東京国立博物館は東大寺である。昨年は興福寺、一昨年は薬師寺であったから、奈良の大古刹が続いて帝都に招かれたことになる。 しかし、今年の「東大寺大仏 天平の至宝」展が過去二年のものと決定的に違うのは、名前だけで高い集客力を誇るアイドル仏…

来る人去る人

今年度の新規顧客獲得大作戦第1回目の成果発表の会議があった。最初はそれほどの数ではないので、あっという間に終わる。その後、悩み多き顧客の相談に乗る。あとちょっとで契約満了なんだから、切れてしまわないでがんばってね。

長島有里枝の話を聴く

青山ブックセンターで長島有里枝と寄藤文平のトークショーを聴いてきた。 http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_201010/swiss_mswiss1016.html 長島とともに第26回(2000年度)の木村伊兵衛写真賞を同時受賞した蜷川実花は、高名な舞台演出家の父親を持つことも…

猛虎妄想

虎終戦。 8月下旬あたりから繰り返された既視感のある負けっぷりだった。かつての暗黒時代だと、初夏の頃にはもうすっかり忘れて生活できた。近年のように中途半端に最後まで粘られると、ダメだった時のダメージが大きすぎる。 早々に監督以下の留任が発表…

きょうのできごと

半袖で十分な陽気。 三軒茶屋周辺では大道芸のイベントが開かれていた。あたりは親子連れであふれかえっていた。 青山ブックセンターで長島有里枝と寄藤文平のトークショーを聴く。こういうのは作家の覚悟とか仕事の裏話を聴くのが楽しい。 上野に移動する。…

カメラ・オブスクラを作った

戯れにカメラ・オブスクラを作ってみた。 この装置は小さな穴を通して差し込む光が、暗い箱の背面に外景の倒立像を映し出すものである。今のカメラの原型とされる。早く欧州の画家達がこれをスケッチのために活用しており、たとえばかのフェルメールなどもこ…

猫・猫・猫

荒木経惟の『チロ愛死』(河出書房新社)のあと、クラフトエヴィング商會の『猫*1』(中公文庫)と南木佳士の『トラや』(文春文庫)を続けて読んだ。すっかり猫づいている。 前者には著名な文化人の猫にまつわるエッセイが収められている。後者は鬱病に苦し…

なぜか休日そして出勤

ハッピーマンデーで月曜日ばかりが休みになると困る職場ゆえ、今週は月曜日と水曜日が入れ替えになって、今日が休業日とあいなる。ところが、来月上旬に開催される所属部署の大きな催事のリハーサルが入った*1。むむぅ。確かに顧客のいない時しかできないの…

囲碁はできない

ボードゲームの類にはほとんど縁がない。将棋は駒の動かし方を知っている程度、麻雀は大学生の頃にやったきりでほとんど忘却の彼方に、そして囲碁はまったく知らない。特に理由はなく、単におもしろがることができなかったということだろう*1。 今日、通常勤…

カルロスを求めて汗だく

家のあれやこれやをやっつけて、猫と遊んでから、せっかくのよい天気を無駄にしないために、自転車で散策にでかけた。前日にカルロス・クライバーの指揮するバイエルン国立歌劇場管弦楽団のベルク「ヴォツェック*1」が入荷しているという情報を得たので、梅…

なんということもなく

週末の二日は大阪でぼんやりと過ごす。映画3本、F1日本グランプリなどを見る、自転車に乗って近所を散策する、好きな本を読む、ちょっとだけ仕事もする。ありがたいと思う。

手帳のこととか

東京で勤めるようになってから、ずっとモレスキンのダイアリーをスケジュール帳として使ってきた。機能云々よりもあまたの伝説に彩られたこの手帳の物語に惹かれてのことだった。 単に予定を書き込むだけではなく、食事や買い物をした店のレシート、新幹線の…

回答と解答は別物

村上春樹がノーベル文学賞を取り逃した夜、彼の新作インタビュー集を読んでいる。 『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』(文藝春秋)には1997年から2009年までに国内外で村上の受けたインタビューがまとめられている。この時期に書かれた作品を時系列で…

iPhoneでフィットネス?

天高く馬肥ゆる秋を待たずして肥えてしまっている今日この頃。町田から世田谷に移ってから二年半、どうにも成長期を迎えてしまって困ったことになっていた。これで自転車に乗らず、散歩にも行かなかったら、ものすごく恐ろしいことになっていただろうと、容…

経堂へふらり

通常業務を終えて帰宅する。経堂に先月末オープンしたアイバンラーメン*1の新店舗に行ってみることにした。 路地に張り付くような長細い店は小綺麗で感じがよい。女性客がとても目立つ。さもありなん。ラーメンもさらっとしていて、同じような印象を受けた。…

君に届け

蒼井優、麻生久美子、上野樹里、伊藤歩らを主演とする映画を作ってきた熊澤尚人。羨ましいというか、目の保養をさせてくれてありがとうというか、ずるいぞこらというか、そんなキャスト選びである。そして最新作では多部未華子を真ん中に据えた。これはもう…

きょうのできごと

本業がらみの大きな催事のために、今日も朝から京都に赴く。 電車の中では『君に届け』を読み耽る。 国勢調査投函。 催事の前に新しいプロジェクトのための打ち合わせ会を持つ。これから三年くらいかけていいものを作る。 催事。ひとつ抜群に面白い発表があ…

京都、そして終戦

この週末は京都で本業がらみの催事や会議がある。普段よりも早起きをして新幹線の人になる。車内では、よしもとばななの『もしもし下北沢』を読み切り、椎名軽穂の『君に届け』を楽しんだ。降り立った京都はとても暑い。本当に今日から十月なのだろうか。 夕…