2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ぎりぎりあと30分

閉塞感いっぱいのまま2010年を終えるのもあんまりなので、取り急ぎ。 今年一年、私を幸せな気持ちにさせてくださった皆様、どうもありがとうございました。明日からの新しい年も、無茶はしても無理はせず、ぺたぺたと進んでいこうと思います。よいお年をお迎…

孤族の国

朝日新聞が26日から連載している「孤族の国」が強烈である。諸般の事情から一人で生きていくしかなくなった人たちの末路あるいは今が冷徹に記事にされている。ネットでも一部を読むことができる(リンク先、追加しました)。 55歳、軽自動車での最期 「…

トラン・アン・ユンの視点

「ノルウェイの森」のあと、続けて旧作の「青いパパイヤの香り」と「夏至」を見直した。いずれも舞台はベトナムである。 子供の頃にベトナムを離れ、以来フランスで生活をするこの映画監督にとって、生まれ故郷は相対化されきった異世界であろう。フランスに…

電球で暗くなる

うちには昔ながらの裸電球を使う照明器具がいくつもある。それで昔ながらゆえよく切れる。その度に近所の店に買いに走っていたのだけれど、その電球がエコだか新技術だかで長寿命のものにどんどん置き換わっている。先日買ってきたのは最新のLED電球ではない…

古都で仕事納め

京都の西京極にある同業他社に本業絡みの仕事のために赴く。降り立つ所は全国規模の高校駅伝のスタートゴール地点の最寄り駅であるため、今日は高校生やその関係者が群れをなしていた。皆、元気だ。少し分けてもらいたいくらい。 それにしても昨日からの冷え…

年賀状で一年を振り返る

年賀状作りに勤しむ。ずっと以前はつれあいと協力して、餅つきよろしく、プリントゴッコでぺったんぺったんとやっていたのが、今ではマック以外で作ることなど考えられなくなった。すべてを手書きなんて夢のまた夢。 今年は郵政グループ謹製「はがきデザイン…

懐かしビデオ風アプリ

年末年始用の仕事や小道具を鞄に詰め込んで、東京をあとにする。世間はサンタクロースの日で、昼間からどこか落ち着かない気配を見せている。もはやそんなイベントとも無縁な私は、喧噪を尻目に小走りに品川駅へ。 冬休みが始まったせいか、車内には子供連れ…

掃除のはずが自転車を漕ぐ

帰ろうと思えば今日のうちに大阪に帰れた。しかし、一年分の汚れはしっかり落としておかないとなと、そのために一日帰るのを送らせたはずなのに、結局、お昼のニュースが聞こえてくる頃に目を覚ます始末。おまけに窓の外には絵に描いたような青空が広がって…

打ち上げで串カツ

昨日今日で、年内の通常業務は終了とあいなる。もちろんすべてが終わるわけではないので、特にセンチメンタルになることはない。2010年が暮れていくだけのことである。午後から自室の片付けと掃除をし、一年分のごちゃごちゃをそれなりに整理した。どうして…

バターで大騒ぎ

先週あたりからtwitterでぼそぼそとつぶやいていたカルピスバターをついに買うことができた。業務用のやつ。化粧箱に入っていないだけで、500円くらい違う。確かにしっかりした箱ではあるけれど、そんなに値段が変わるほどのものではない。なんだかぼったく…

ゆるりんポタ

小春日和で自転車日和だなと思いながら、某国営放送局の「のど自慢」総集編を見たり、めっきり老けちゃった児玉清の「アタック25」チャンピオン大会を見たりしているうちに、どんどん日が傾いていった。こりゃいかんとMu Unoを持ち出して近所を走り回るこ…

ノルウェイの森

よかった。納得した。 原作を早送りした、あるいはチャプターをいくつかすっ飛ばしたような展開なので、原作を知らずにこの映画だけを観ても、わけがわからないかもしれない。安心して終着点まで運んでくれるジェットコースタームービーを好む人たちにはきっ…

今年もあと2週間

朝からエンドレス会議日。弱い犬の吠え合いのような展開となり、ますます長引く。どうしてこうも効率の悪いことになるのだろう。結局お腹がぺこぺこになる7時半まで椅子に縛り付けられていた。むぎゅ。来年度に向けて、我が身をめぐって、喜ぶべきか悲しむ…

そんな木曜日

来週は祝日ゆえ年内の木曜日の通常業務は本日にて終了。午後から三つやっつける。年々、プレゼンのようなものを一日でたくさんこなすことがしんどくなっているような、いないような。 退勤の足でボロ市2日目を覗こうかと思ったところ、ものすごい人の塊が見…

売れるのか

水曜日の午前中にはプレゼンのようなものがひとつある。時間が来て、その場所に向かっていると、職場の敷地内にある書店の店員がなにやら店頭に机を出して本を山積みにしている。狭いところで通りにくいぞと思いながら、何を積み上げているのか、見る。 あ、…

まさにその日に忠臣蔵

毎年恒例の職場の催事である歌舞伎鑑賞会があった。冷たい雨に濡れながら国立劇場*1に向かう。 今年の師走公演は「仮名手本忠臣蔵*2」である。定番中の定番だ。毎年この時期に必ずしも忠臣蔵をかけるわけではなく、2006年の真山青果「元禄忠臣蔵」、2007年の…

雨の日と月曜日は

雨の音で目覚める。気がつくとお腹のあたりに猫が丸くなって寝ていた。しっかり布団の中にまで潜り込んでいる。いったいいつの間に? テクノポップ三人組の東京ドーム公演の録画*1を見ながら昼ご飯を食べていたら、定期考査中の娘が帰ってきた。年中忙しく部…

床下を見る

自分の家の床下がどのようになっているかを見ることなど、まずない。シロアリ予防の保証が切れる直前の点検で、その機会を得た。こんなところを目視するのは、施工前の基礎を見て以来のことである。 もっとも、見るといっても自分で暗いところに潜るわけでは…

ルーシー・リーの陶芸

大阪中之島にある市立東洋陶磁美術館*1で今日から「ルーシー・リー展*2」が始まった。会期は2月まであるのだけれど、そのうちになどと油断していると、東京の時のように見逃してしまうおそれがある。急に降り出したわずらわしい雨をものともせず、初日に張…

あまたの年賀欠礼

2週間、3週間ぶりに大阪に戻ってくると、けっこうな数の郵便物が溜まっている。たいていはダイレクトメールのようなどうでもよいものなのだけれど、その中にとても大事な郵便が紛れていたりして慌てさせられる。 今日も帰宅後にまずそれらをチェックすると…

もっと元気を

年内の木曜日の通常業務はあと2回になった。プレゼンのようなものを午後から連続3つ、やっている時にはほとんど何も感じないのに、終わって自室に戻るとぐったりとしてしまう。嫌だね、なんか爺臭い。明日の締切に向けて、私の担当する顧客の動きにまたし…

初めてのチキンソテー

なんとなく落ち着かない気分で水曜日の業務をこなす。今日のプレゼンのようなものは一つだけで、さほどくたびれることはない。昼からは自分の仕事をしながら、顧客の課題提出状況にどきどきしてすごした。 あまりにも集中力がないので、早めに帰宅し、買い物…

気の抜けない週の始まり

今週は一部の顧客にとって制作物の締切が待ち構える重要な1週間となる。不測の事態に備えて、職場の自室でもぞもぞしている。とはいえ、ここまで来れば、だいたいどのようなことになっているかはおおよそつかめているので、いつものように自分の仕事をして…

恒例のゆうこさん

来年の針穴魂の活動の打ち合わせをすませ、夕闇迫る東京国際フォーラムに急ぐ。安藤裕子の2010ツアーファイナルである。小編成のアコースティックライブは年頭にあったけれど、バンド編成のライブはおよそ1年半ぶりである*1。以下ネタバレあり(最終公演後…

どっちが主役だろう

青山ブックセンターで開かれる催事は、この書店が得意とする方面で活躍する人たちがよく登場する。今日は写真家の石内都と映画監督の西川美和の対談があった。二人の作品には以前からよく親しんでいて、ぜひ聴きたいと思い、はりきってでかけてきた。静止画…

伝説の人と上原

朝、明るい太陽の日射しで目が覚める。twiiterのタイムラインを追いかけると、風と雨であちこちが酷いことになっているらしい。しかし、窓から見る景色は穏やかそのものである。なんだか狐につままれたような具合だった。 夜、渋谷へ。ほぼ一年ぶりの上原ひ…

レース好き

今年のF1をまとめる雑誌を買ってきた。史上稀に見る激戦を制したのは、最も多くのポールポジションを獲得し、最も多くの勝利を挙げたドライバーだった。誰もが納得すべき結果である。新しく誕生した史上最年少王者がこの先どれほどの「大物」になっていくの…