2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

もう一ヶ月後に迫る

明け方の雷雨はものすごかった。一緒に寝ていた猫は大慌てでどこかに逃げてしまった。怖いものなしのように見えて、雷だけは大の苦手である。 目が覚めると、絵に描いたような青空、快晴である。しかし、今日は家でのんびりしようと初めから考えていたので、…

一足先に

赤丸の並びに先駆けて大阪に戻る。すっかり初夏の陽気だった。地下鉄の中で聴く関西のことば―ちょっと喧しくて、好ましい―に大いなる安堵を得る。黄金週間はできるだけ人の少ない寺社巡りをするつもりである。新緑が綺麗だとなおいい。

コンビニの企画で踊る

プレゼンのようなものをいくつかこなし、夜は顧客達と下北沢で酒宴とあいなる。年度初めの恒例行事である。 そしてエヴァンゲリオン。劇場版「破」のDVD/BR発売記念の企画や催事が、青看板のコンビニ各店舗*1で今日から実施されている。第3新東京市の舞台と…

のだめカンタービレ最終楽章 前・後

昨年末に公開された前編に続いて、この連休に合わせて後編が封切られている。 原作漫画の世界を実写でうまく表現した作品として、テレビで放映されていた時から好評を博していたものであるから、映画になっても安心して見られる。もっとも「映画」でやる必要…

きょうのできごと

年に一度の世界ピンホール写真デー*1である。 箱根のローソンで開かれていたエヴァンゲリオン関連の催事が中止になった*2。なんでも人が集まりすぎで、地元に大変な迷惑がかかってしまったという。さもありなん。 目覚めたら限りなく昼に近い時間になってい…

20世紀少年 最終章 ぼくらの旗

ぼくらの旗 豪華版 (本編DVD1枚+特典ディスクDVD1枚)※生産限定" title="20世紀少年 ぼくらの旗 豪華版 (本編DVD1枚+特典ディスクDVD1枚)※生産限定" class="asin">原作を愛するものとして、義務感だけで見終えた。 1作目は演出が少々派手なところを除けばま…

とりとめもなく

午後から会議をふたつばかりはしごする。いずれも今年度から参加するもので、今日のところは様子見でしれっとやり過ごした。夕方は雑務を処理して、夜の懇親会に臨んだ。同じ部署に所属する人たちが集まって、顧客に関する情報交換をする会である。でもまぁ…

大丈夫であるように Cocco 終わらない旅

どういうわけか、今の今まで見逃していた。是枝裕和監督がものしたCoccoのドキュメンタリー映画である。 辺野古、六ヶ所村、広島、ひめゆり。単なる地名ではなく、特別な意味を帯びた象徴的な土地である。何か重大なことが起きているのに、当事者以外は何も…

青山から表参道、原宿、渋谷

来月の職場の催事のための下見をする。天気もいいし、散歩気分で歩いてきた。 各界の著名人の眠る青山霊園は、中の道路を歩いたことはあっても、誰かのお墓を意識して訪ねたことはなかった。時枝誠記の墓を見つけて、丁寧に手を合わせてきた。そこから必要な…

iPhoneにシソーラス

辞書は何冊あってもいい。 「大辞林」や「ウィズダム英和・和英辞典」などのiPhone用アプリを開発している物書堂*1が、今度は角川書店の「類語新辞典*2」アプリをリリースした。ことばを意味によって分類、配列するシソーラス辞典である。一般にはなじみが薄…

放浪記

林芙美子の自伝的小説を原作とする成瀬巳喜男監督の作品。1962年。舞台では森光子の代表作としてよく知られている。 全編にわたって生きるために逞しく稼ぐ姿と文学に賭ける執念がたいへん印象深い。高峰秀子の演技に唸る。やさぐれた風貌、下卑た台詞回しが…

記録の途切れた日

村上春樹の本を読む日曜日になった。金本の連続フルイニング出場記録が途切れたことに驚きながら、重い呪縛がなくなって、本人にもチームにもよかったのではないかと思い直す。 夕刻、近所を少し散歩する。奈良県立図書情報館編「読み歩き奈良の本」(140B)…

河内長野のお宝拝見

一年にたった二日間*1だけしか見せてもらえない仏様が大阪にある。河内長野市にある観心寺*2の本尊、如意輪観音菩薩像である。今年は幸運にも両日が土日となり、これを逃せばまたしばらくは見に行けなくなる。これのために東京から無理やり帰ってきたのだっ…

あれを抱えて西へ

エンドレス会議の金曜日も再開する。ただ昨年度までと違って、気楽な立場に戻ったので、いたって平穏な気分で出席することができる。ありがたや。 今日は村上春樹の新刊の発売日だった。昨日から今日に日付が変わると同時に売り出すとのことで、それに合わせ…

木曜日の山

新年度のプレゼンのようなものが今週から始まった。昨年下半期のような一日五つという無茶な組み合わせが解消されたのは嬉しい。というか、もう体力的にそれは無理。木曜日の三つだって、けっこうな体力の消耗を感じる御年である。いきなり喉も嗄れる。やれ…

風が強く吹いている

劇中のレースシーンを見ながら、同じ陸上競技を映画にした「奈緒子*1」(古廐智之監督)の酷さを思い出していた。あれは嘘くさくてつまらない映画だったなぁ。 三浦しをんの原作は箱根駅伝や大学陸上部を丁寧に取材したもので、リアリティと娯楽のバランスが…

不自然でない物欲

松陰神社前駅徒歩5秒のパン屋さんの新作ジャム*1を買ってきた。あまおうで作ったものである。1〜2月頃に売られていた苺のジャムもたいそうおいしかった*2。きっとこれも。 テクノポップ三人組の新曲*3が発売になった。前作から実に一年ぶりである。なにゆ…

悪夢のエレベーター

サスペンスやミステリーに明るいわけではないけれど、パターンとしては、「誰」を秘密にするものと「どうする」を隠しておくものとに、大雑把に分けることができるのではないか。多くのものは前者に属していて「犯人はおまえだ、めでたし」で終わる。後者は…

きょうのできごと

でかける予定で目覚ましをかけたのに、なぜか大幅に寝過ごす。 大慌てで朝ご飯だか昼ご飯だかわからないようなものを食べて、家を出る。 四谷駅あたりの桜はほとんどが葉桜になっていた。でも花見客はそれなりの数で賑やか。 上智大学の近くにある綺麗なホー…

やくしまるとのっこ

ふわふわした声や妙な繰り返しが多用される歌詞とメロディがおもしろくて、やくしまるえつこ*1や彼女がボーカルを務める相対性理論*2のCDをよく聴いている。この半年で次々と新作を発表し、追いかけるのが少々たいへんである*3。一方で各種のメディアにはい…

春のうららの隅田川

この春から新たに契約を結んだ顧客達を引き連れ、春の隅田川界隈を練り歩く。練り歩くといってもけっこうな人数になるので、要所要所で確認を取って、あとはご自由にどうぞというものである。こういう催事は好きである。 浅草から日の出桟橋まで水上バス*1に…

御室桜はまだでした

東京へ戻る前に京都でゆく春を惜しもうと思い、仁和寺*1へ行ってきた。 京都駅から市バスで向かう。でも遠いんですよね、ここ。渋滞していることもあって、到着まで45分もかかった。すでにお疲れ気味となる。仁和寺の境内はそこそこの賑わいで、花見の興を削…

今日も今日とてあの場所へ

おやつ時過ぎにまたしても万博公園へ気晴らし散歩に出向く。昨日とは違って気温が上がらず、せっかくの桜まつりも人少なである。満開の桜もソラードも花の丘(ポピーや菜の花が満開)もほとんど独り占めで申し訳ないくらい。いや、誰に対してということでは…

北千里で花見

秋の紅葉で知られる北千里の三色彩道の近くに、見事な桜並木をもつところがある。千里さくら通りと名付けられた一帯は、地元の人に愛される花見スポットである。満開の時期ともなれば、木々の下に陣取って思い思いに過ごす人たちの姿を見ることができる。車…

大川で恒例の花見

大川。桜の季節になってここに来なかったら春を過ごした気がしない。両岸に長く桜並木が続いている。見事に満開だった。うっとりと眺めているだけで幸せな気分になってくる。平日で人も少なめなのがよかった。 今日は電動ママチャリででかけてきたのだった。…

新幹線で新幹線の本

たまに東京駅から新幹線に乗る。東京駅自体には思い入れはないのだけれど、無機的な品川駅に比べて、風情や旅情のようなものの澱を感じられて好ましい。 今日は少し早めに家を出たので、皇居の東御苑*1を散策した。風景自体はお城が見えない大阪城公園と言っ…

ある日森の中熊さんに

歌のイメージそのままの表紙に萌える。木にへばりついている小熊の愛らしさと言ったら。とても猫っぽい。 アメリカにある世界最大の樹木ギガントセコイアが見たい。知床原生林や白神山地に迷い込みたい。屋久島や西表島に上陸したい。根っからの非アウトドア…

山の音

「めし」に引き続き夫婦仲のよくない男女を原節子と上原謙が演じる。こちらの夫は「めし」の無気力無関心夫とは違い、妻には冷淡、浮気をした相手に暴力をふるうなどする問題児である。 ただこの作品はそれがテーマではなく、その問題児の父親(山村聡)と嫁…

6年目の春

東京にやってきてちょうど5年が経った。そして今日から6年目が始まる。ぼちぼちと、ね。