2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

一休さんのお寺を巡る

この秋も「京都非公開文化財特別公開*1」が始まった。今回で47回を数える。普段は決して見ることのできない場所が公開され、楽しみは多い。今日は紫野にある名刹大徳寺を目指す。「目指す」とか威勢のいいことを書いたけれど、京都駅からバスに揺られている…

椅子に座っているだけ

職場あげての新規顧客獲得大作戦の前振り催事がある。年に5〜6回企画されており、私の所属する部署では持ち回りで担当する。今日はその日だった。やってくる人に応対して、職場のあれこれに関する説明をしたり、質問を受けたりする。いずれ本当の顧客にな…

畠山と長島のはしご

よい天気。自転車に乗るか、芸術の秋と洒落込むか。ぐずぐずしているうちに日が傾く時間になってしまい、必然的に芸術の秋コースとなる。 東京都写真美術館*1で開催中の畠山直哉展は、「自然と人間との関わりを改めて俯瞰するような作品*2」を中心に構成して…

空海>法然+親鸞

今週の火曜日に始まった「特別展 法然と親鸞 ゆかりの名宝*1」を見てきた。東京国立博物館のある上野恩賜公園界隈は、秋の行楽シーズンになっているためか、平日であるのにも関わらず、たいへんな人出だった。 ところが、東博に着くと、意外なまでに人がいな…

木枯らしに吹かれながら

長らく部屋の置物と化していたポケロケに久しぶりに跨がる。来週末に自転車仲間としまなみ海道へ遠征するのに、夏から乗っていないのでは、どうなることやらと心配になったのだった。 走り出せば暑くなるだろうと思い、軽装で出撃する。コースは【世田谷→二…

あっちもこっちも

奈良と京都に行かなければならない。京都では恒例の「京都非公開文化財特別公開*1」が始まっている。いくつか未踏の場所がある。なんとか日を合わせて訪れたい。奈良では新しい東大寺の博物館*2と、興福寺の秋の特別公開(北円堂・三重塔初層)を見にいかな…

困惑する

暦の上では「霜降」なのに、この陽気はどうしたもんだ。あと、昨日のエントリーに書いたマリカ・グリーンのことを調べてみたら、ほとんど他の映画には出ていなくて、今でも見られそうなのはあの「エマニエル夫人」だけのようで、ちょっとどうしようかと思っ…

スリ

ロベール・ブレッソンの「スリ」(1957)を観る。 芸術的と評してよいほどの見事なスリの手口は、犯しがたい高尚さを感じさせる。それが何かを目的とした行為(たとえば生活のため)、あるいは閉塞感からの不可避な行動ではないだけに、よけいに世俗から離れ…

スパを走る

素早い動きがなんだか苦手になってきている。動体視力とか反射神経とか、衰えを実感すること、しばしばである。かつてはいろいろなゲームに手を出して楽しんでいたのに、もう動きについていけなくて、ごく限られたものしかしなくなった(いや、できなくなっ…

浮き沈みの激しい日

通常のプレゼンのようなものは取りやめとなって、先週末に実施された新規顧客獲得大作戦の事後処理会議が開かれる。プレゼンのようなものをしている方がよほど楽しいのだけれど、新しい人にも来てもらわないと商売あがったりなので、きっちりやる。午後は自…

ジョブズを悼む雑誌

退勤途中に松陰神社通り商店街*1にある小さな書店に立ち寄る。先日亡くなったスティーブ・ジョブズを悼む特集号が発売されていて、それを手にするためである。現在、Apple系のコンピュータ月刊誌は「Mac Fan*2」と「MacPeople」の二誌が刊行されている。その…

たまたま

絵本に出てくるような物語を実写で見ると、どこか気恥ずかしく、落ち着かない気分になる。たとえ主演が蒼井優であったとしても。 映画の冒頭でメタ言語的な解説が入って、捻った作りの映画化と思いきや、その先はひたすらファンタジックな展開となり、しかも…

暑すぎる秋の日曜

年に一度のスポンサーを迎える日。なかなか顔を合わす機会がないものだから、ここぞとばかりに濃密な時間となる。送り込んだ顧客がどういう環境で過ごしているかは大いに気になるところだろうし、将来のことなども含め、熱心に話を聴いていた。こういう地道…

秋の作戦開始

秋の新規顧客獲得大作戦が始まった。理由はよくわからないけれど、前年比110%くらいの成長を見せている。同業の中でも斜陽化が著しいと叫ばれている部門だけに、まったくもってありがたい。このまま春まで続いてほしいものである。 夜は経堂まで晩ご飯を食べ…

イベントだから参加する

夜半にMac用OS Xのアップデートが来る。それに続いてiPhoneのiOSも新しいのがリリースされた。さっそく、と取りかかったのだけれど、世界中からリクエストが殺到しているのか、ものすごく重くてどうにもならない。おまけにiPhoneの方はエラーまで出る。苛々…

iOS5の前にMacBookAirのこと

まもなくiOS5がリリースされ、数日後にはiPhone4Sも発売になる。やる気満々の私はもはや浮き足だって何も手に着かないほどである、というのは言い過ぎなのだけれど、こういうアップルのイベントは嫌いではない。むしろ積極的に乗っかっていきたいと思ってい…

續姿三四郎

正編*1に続けて続編も見た、というか、見ちゃったというのが正確なところである。真面目な映画なのに、どうにも(笑)な印象が強い。 檜垣源之助を倒した三四郎の名は、最強武道家として知れ渡ることになった。しかし、世間では武道を極めるものよりも、生活…

抵抗 死刑囚の手記より

9月にwowowで放映されたロベール・ブレッソンの映画5本を録画したままにしてあった。まずは「抵抗 死刑囚の手記より」を見た。 ナチスに捕らえられたフランス人士官が独房に入れられる。処刑を待つだけの絶望的な状況下で、脱獄を決意し企てる。全編を通し…

tikitでふらふらする

録画していおいたももクロの極楽門ライブや桑田佳祐の宮城支援ライブで気分が高まり、気持ちのよい秋の青空にも誘われて、tikitで淀川の方へ繰り出す。ちょうどパンク修理で予備のチューブも使い切っていたので、イトーサイクルにも立ち寄ることにした。 チ…

揺れる思いなど

用があって四谷三丁目のルーニィ*1に出向く。ちょうど「杵島隆写真展」をやっているところで、これが実にすばらしかった。印画紙を和紙に表装した作品はちょっと写真には見えない趣で、大家に対して不遜な物言いだけれど、刺激的でほんとうに素敵だった。 ル…

林檎への愛

「票数というのはみなさんの愛です」と大島優子は言った。今年6月に行われた四十八人衆の選抜総選挙での言である。彼女のことばを借りるとこうなる。 これまでに接したMacの数*1というのは私のアップルへの愛です 林檎マークの素敵な機器が私の仕事を手助け…

マーラーを聴きながら林檎を妄想

村治佳織の新譜が届いた。少々気取った物言いだが、宅配屋が届けてくれたという文字どおりの意である。15歳でデビューした彼女も、もう33歳、リリースしたアルバムは今作で19を数える。なんだか最近こういう他の事象で自らの加齢を実感することが多いような…

仏像分欠乏症

しばらく京都奈良にでかけていない。そこに東大寺ミュージアムのオープンと興福寺の特別公開の報が聞こえてきた。 所蔵する貴重な文化財を管理するために新たに建設された東大寺ミュージアムには、内部を解体修理中の法華堂から移された不空羂索観音と脇侍の…

きょうのできごと

金曜日のうちに大阪に戻るつもりにしていたのだけれど、職場の胃検診で飲んだバリウムの余波*1で、新幹線に乗るどころではなくなった。 夕方の会議が長引いたということもあって、予約していた新幹線は、あっさり今日のに変更したのであった。 指原さんの冠…