2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

きょうのできごと

激しい雷鳴で目が覚める。足下で寝ていた猫が大慌てで逃げる。そしてまた寝る。 途中までになっていた「アバター*1」の残りを見終える。吹き替え版の翻訳のありようが興味深かった。 続けて録画しておいた「第9地区*2」を見る。血や暴力の描写に弱い私には…

川の底からこんにちは

ぴあのスカラシップに選ばれた監督の作品はお気に入りになるものが多い。第一回の風間志織*1に始まって、その後の園子温、橋口亮輔、矢口史靖、古厩智之、熊切和嘉、川合晃、李相日、荻上直子、内田けんじらの作品には、よく親しんできた。「川の底からこん…

淀川ポタと赤川鉄橋の床

明るすぎる日差しで目覚める。時計の針は、いや、やめておこう。とにかく昼だ。 手早くうどんでお腹を満たす。そしてtikitであてどなく走り回ることにする。使うかどうかはわからないけれど、バッグには針穴カメラと三脚を入れる。あとはTC-1とiPhone。 三日…

陽気に振り回される人々

世田谷線に乗ると、黒いTシャツにセーター、フリース、マフラー、そしてダウンを着込んだ人が大汗を流していた。至極当たり前の2月の格好だけれど、今日の陽気の前にはまったくの負け戦である。三軒茶屋に着く頃には、フリースとマフラーとダウンは彼の手…

トイレット

「バーバー吉野」「かもめ食堂」でうまくやった荻上直子監督の、その次の「めがね」はとても嫌な感じの映画だった。 「めがね」を見た時の記事 → http://d.hatena.ne.jp/morio0101/20070930 自分の書いたものを今読み返しても、不快で落ち着かない気分がドロ…

心地よい

春めいた陽気に誘われて、ポケロケ*1を引っ張り出す。多摩川まで走る。大阪では淀川によく行き、東京では多摩川によく向かう。高くて広い空や蕩々と流れる川面を見ていると、いろいろなことがどうでもよくなるような心地よさがある*2。幸いなことに花粉に悩…

工場見学に萌える

小学校の頃の社会見学は遠足よりも実利的かつ趣味的でとても好きな催事だった。チョコレートの匂いが強烈だった高槻市の明治製菓*1や、2000年に食中毒事件を起こして閉鎖となってしまった大阪市旭区の雪印乳業など、今も印象深く記憶に残っている。おやつ関…

顔本

ネットで実名を使うなんて危険すぎてありえないと思っていたし、今も思っている。だからこそ妙な偽名を使って、こうしたところで好き勝手なことを言っているわけで、もしそうでなければ、また店の広げ方も変わってくることになるだろう。 facebookは実名登録…

洋菓子店コアンドル

毎日でも食べられるというほどの無類のかき氷好きとして知られる蒼井優が、スイーツ本「蒼井洋菓子店?大好きスイーツ・ベスト88?」を出した。作る方ではなく、食べる方で。写真を見ていると、ほんとうに幸せそうな表情でケーキやお菓子を食べている。その顔…

三軒茶屋の映画館

小さな映画館が次々と畳まれる中にあって、三軒茶屋には昔ながらの古い劇場が二つ残っている。一つは三軒茶屋シネマ*1、もうひとつが三軒茶屋中央劇場*2である。両館ともブログはおろかホームページすら持っていない。実際に足を運ぶと、さもありなんという…

カケラ

不機嫌な満島ひかりを堪能できる。ブスーっとしたさえない表情がとてもいい。人を不快な気分にさせないで、逆に感心させるような不機嫌な表情のできる俳優は、そんなにはいない。最初から最後まで満島の表情を眺めているだけで楽しめる。 公式サイト http://…

1のつくカメラ

柴崎友香の小説にはよくカメラや写真の話が出てくる。昨秋に文庫化された『また会う日まで』の冒頭近くにも「日付を入れて撮ってみようか、と思いついた。(中略)オレンジ色の光の粒で表されている次の電車の案内を見ながら、肩から掛けているキャンバス地…

運慶に酔いしれる

羽田空港を使う時以外には乗ることのなかった京急で金沢文庫*1にでかけた。金沢文庫が鎌倉にあると思い込んでいたのは内緒である。 さて、運慶である。 金沢文庫で「運慶展*2」が催されるのは、2007年に隣接する称名寺所蔵の大威徳明王像(金沢文庫保管)が…

記憶の中の伊東

14日、15日と伊豆方面に旅行にでかけてきた。連れは来月末で契約関係の切れる顧客達である。この時期恒例の催事だ。 一昨年は熱海、昨年が箱根、そして今年は伊東と、なんだか似たような場所ばかりにでかけている。もっとも関西人にはあまりなじみのないとこ…

グラミー賞と上原

上原ひろみがグラミー賞を獲ったことを記しておく。 この度の偉業はスタンリー・クラークのバンドに参加してのものである。商業的な事情もある音楽賞を獲る獲らないは別にして、こうした生ける伝説のようなプレイヤーとの共演を積み重ねていくことで、彼女自…

きょうのできごと

早起きして京都か奈良へ行くつもりが、日の高くなった頃にようやく目覚める。どうにもならない時間になってしまう。案の定、である。 散水栓に繋いでいる水撒き用ホースが壊滅的な状態になっていた。昨日、ホームセンターで買ってきたのを取り付ける。ほとん…

おとうと

[DVD]" title="おとうと [DVD]" class="asin">映画館ではなく、ディスクでもなく、wowowで。 山田洋次は大の苦手で、よほどのことがない限り、手は出さない。この作品も、贔屓の蒼井優が出演しているのにもかかわらず、映画館には行く気になれず、レンタルに…

映画館には行かない、の?

めっきり映画館に行く機会が少なくなってしまっている。以前は「どっちでもいいか」と思うものまで足を運んでいたのに、今はそうではなくなった。新旧問わず、昨年初めて接したものを数え上げると80本くらいで、よく観ていた時の半分くらいになってしまった…

青い六連星を懐かしむ

モータースポーツはもっぱらF1に親しむばかりだった。しかし、90年代半ば以降、WRCも好きでよく中継(あるいはビデオ)を楽しんでいた。97年から新しく始まったWRカー規定でのラリーにはずいぶん熱を上げたものだ。各国の有力メーカーからユニークなマシンが…

飲み飲みのみ

午後から新規顧客獲得大作戦の後始末会議のための資料作りに忙殺される。この忙しさは喜ぶべきことである。そして喜びの余り、夜は同僚達と痛飲する。いや、しすぎた。たまにはこういうこともあるのだった。

山を乗り越えドームに辿り着く

肩が凝ってばりばりする。しかし、山は越えた。仕上げたブツはさっさと担当部署に投げ飛ばした。そして楽しみにしていたテクノポップ三人組の新しい映像に浸ることにする。明日発売のものだけれど、密林から前日に届けられたのだ。 昨秋の文化の日に東京ドー…

椅子に座るだけの簡単なお仕事

新規顧客獲得大作戦が一段落したら、次の赤い札の付いた仕事が待ち構えていた。いや、このあたりに締め切りのあることはよくわかっていた。それで今日は家から一歩も出ずに、一日中、机に張り付いていたのだった。座ってなんぼの仕事ゆえ、もちろん自慢にも…

ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲

ウルトラマン、仮面ライダーで育った世代である。もちろんオリジナルのね。他にもマグマ大使とかミラーマンとかキカイダーとか。要するに着ぐるみヒーローが悪役たちとプロレスごっこをするようなちょっと怪しいものを、日常の中に自然と受け入れ熱狂し始め…

変なものを見た

たまたま深夜につけたテレビで明け方まで討論らしきものを生中継する番組をやっていた。ああ、これが噂に聞くあれか*1、と思い、しばらくの間つきあってみたけれど、いい大人が自分のいいたいことを声高に主張するだけの救いようのない番組だと呆れた。個人…

ゾウガメのソニックライフ

昨年5月以来のチェルフィッチュ*1の公演に接する。会場はオープンしたばかりの神奈川芸術劇場*2である。やけに人が多いなと思ったら、某J事務所のタレントが主演する公演が同じ場所で催されていたのだった。ふん。 満ち足りた生を送りたいものです。それに…

ケンナの黄山

マイケル・ケンナの新作写真集が届いた。中国の安徽省にある黄山(Huangshan)を撮影したものである。ここは中国の文人や画家をして多くの作品を生み出させている、いわば中国芸術の聖地のような場所である。ケンナは三年の時間をかけて、この絶景をカメラに…

当たり前のように肩が凝る

胸をなで下ろす「数的状況*1」で初日終了。まだまだ大作戦は続きます。 *1:変な日本語