春画に漫画
「芸術新潮」の表紙を見て、ああ、そうだ、今月の特集は春画だったと思った瞬間、それをレジに運んでいた。別にこれである種の刺激をもらおうというのではなく、前月の同誌の予告で、秘匿すべきエロをポップカルチャーとして捉え返そうという目論見がおもしろそうに思えたからだ。ゆっくりと読んでみます!?*1
合わせてきくち正太の『おせん 真っ当を受け継ぎ繋ぐ』の1〜3巻、浦沢直樹の『BILLY BAT』5巻を購う。旧『おせん』を原作とした日本テレビのドラマ*2の出来があまりにも酷くて、きくちは一度筆を折ってしまっていた。テレビのご都合主義にほとほと嫌気が差したらしい。そしてそれをすべてご破算にして、新シリーズを立ち上げ直したのであった。当時の状況をちくりちくりとやるような場面もあった。この先はきっと実写化などはないだろう。漫画の世界で極めてもらいたい。
「グランツーリスモ5*3」がついに発売になる。いったいどれほど待ったことか。