ジョブズを悼む雑誌

morio01012011-10-18

退勤途中に松陰神社通り商店街*1にある小さな書店に立ち寄る。先日亡くなったスティーブ・ジョブズを悼む特集号が発売されていて、それを手にするためである。現在、Apple系のコンピュータ月刊誌は「Mac Fan*2」と「MacPeople」の二誌が刊行されている。そのいずれもが臨時増刊号を出している。
店頭に仲良く並べられている二つの表紙を見て、改めてジョブズのいなくなったことに感じ入る。二誌を子細に眺め、「追悼 スティーブ・ジョブズ Mac Fan 2011年12月 臨時増刊号*3」を購う。こちらの方がよりアップルとジョブズへの愛に満ちていると感じたからだ*4。総頁数112で、縦組みと横組みのそれぞれに表紙がついている。そして互いの56ページ目(ジョブズの年齢!)に、有名な1984年のマッキントッシュのCMの写真が配されている。ああ、やられましたよ。
ジョブズはもとよりアップルやマッキントッシュなどをまるごと懐かしむことのできるよい内容だと思う。追悼記事も「私、アップルが好きです」「アップル関連の仕事をしてます」「アップルの機械を使ってます」レベルの人のものは入っておらず(というか、そういうのは別に読みたくない)、本当にジョブズやアップルに近いところで仕事をしていた人たちのものが収められていて、好ましい。
先に出ていた「Newsweek」の追悼号と合わせて、大切に保管しておこうと思う。

*1:http://shoin-dori.com/

*2:http://macfan.jp/

*3:http://macfan.jp/thankyousteve/

*4:MacPeople」の方は時間に追われたやっつけ仕事っぽく見えた