もしドラ

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら(通常版) [DVD]原題「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」が長いから、エントリーのタイトルは略称に従う。
もはや筋とか演出とか、そういうのはどうでもいいのだろう、四十八人衆の顔*1が出ていること自体に意味があるに違いないと思い込んでいて、指原さん一択の私には他人事で、公開時にはまったく観るつもりはなかった。その映画を年末に観た。
 公式サイト http://moshidora-movie.jp/index.html
思っていたほどには酷いものではなかった。売れっ子アイドルの主演する映画として、ごく普通に作られていると思う。わかりにくいところは一つもない。妙な演出はなく、ストレートに前田を見せようとするところは、アイドル映画の王道と言ってよい。もっとも、タイトルについているドラッカーの理屈がどれだけ活かされているかについては、あまり考えない方がよさそうなんだけど。
あとこの映画を観ながら気の毒に思ったのは、共演者として名を連ねるガチャピン*2のことである。本来は彼女がこの物語の主人公のモデルであったと、原作者も公言している。それが商業映画では同じグループのエースにその座を奪われてしまうわけだ。厳しいね、この世界も。

余談:四十八人衆ネタのエントリーなのでついでに。今週から主演ドラマ*3が開始される指原さんのソロデビューが決まった*4。今日の握手会の会場で正式発表されたようだ。冗談のようだが冗談ではない。彼女の場合は売れても売れなくてもネタにして笑い飛ばすことができるので、どう転んでも勝者!