きょうのできごと
- ここのところどんよりした空が続いている。今日も。
- 前夜録画しておいたF1マレーシアGPの予選を観る。去年とは微妙に勢力図に変化が出ている。ノーズ部分に変な段差のないマクラーレンを今年は応援する。ドライバーではバトン、ライコネンとベッテル。
- ゆるゆるとでかける支度をし、京都へ赴く。この時期は桜とセットでライトアップが行われている*1。桜はまだまだだが、古都の夜景は趣深いだろう。
- 春の観光シーズンにしては冷え込みのきつすぎる京都ではあるが、人出はそれなりにある。東山方面へのバスも混み合っていた。
- まずは高台寺塔頭の圓徳院へ。豊臣秀吉の妻、北政所ねねの終焉の地として知られている。ここは伏見城から移築され、小堀遠州が手を加えた庭が名高い。陰影の深さにしばし時を忘れる。そして寒さで時を思い出す。
- 掌美術館に初めて入ったものの、ここはほとんど見所がない。江戸期の調度品が中心である。私に鑑賞する力がないのだと思う。
- 続いて目と鼻の先にある高台寺へ向かう。この寺もねね縁の場所である*2。重文に指定されている建築物が居並び、見応えがある。庭もすばらしいのであるが、残念ながらライトアップの光の色に品がない。毒々しい青や赤、緑が必要なのだろうか。遊園地じゃないのだから。境内にある竹林が素敵すぎる。
- 寒さに震えながら清水寺へと突き進む。二寧坂、産寧坂の店も遅くまで営業していた。一気に観光地らしい風情である。こちらも桜の開花にはほど遠く、むなしくお堂に光が投げかけられていた。いつもとは違う光景というおもしろみはある。
- 帰りの電車で、四十八人衆のさいたまスーパーアリーナ公演最終日に何かサプライズはないかと探りを入れたところ、絶対的エースの卒業が発表されていた*3。うわぁ。関連のサイトや掲示板は阿鼻叫喚の図。やはり終わりの始まりか?