入学式

morio01012006-04-10

卒業すれば入学となる。今日は中学校の入学式に出席してきた。式の冒頭、いきなり起立、礼である。何に対して礼をしているのかわからないので、棒立ちでやりすごす。そして予定調和的に君が代が流れる。続いて吹奏楽部の演奏に導かれて新入生の入場がある。娘の入る中学の吹奏楽部は府下でも有数の実力を持つらしく、実に見事なベートーベンの第9(歓喜の歌)を奏でていた(部員数70名超!)。とりあえず変なJ-POPでなくてよかったと安堵する。冷め切った気分となった先般の卒業式とは違い、すでに胸がいっぱいである(笑)。おじさんはスマップやコブクロでは泣けないのだ。式は粛々と進み、偉いさんの挨拶や紹介、在校生、新入生代表のことばなどが続く。担任紹介では微妙な声と空気に包まれる。まぁいろいろあるさ。最後に退場。ああ、なぜに「世界に一つだけの花」がそこで出てくるの。どうして学校の先生はスマップが好きなのか。(悪しき)平等主義、(偽善的な)個性尊重がそんなにも大切なことなのだろうか。「微妙」な心持ちで帰ってきた。そして今は東京の夜……。