野川から多摩川へポタ

床につく前は小金井公園で催される針穴さんぽ@日本針穴写真協会*1に参加するつもりだったのだ。ところが、目が覚めたら、すでに集合時間を大きく回っている。目覚まし時計は知らぬ間に止められている。なぜ? 気合いの入らないまま、お昼を食べながらダラダラしていると、児玉清が「ラースト・コール」なんて言い出す始末である。せっかくの晴天なのに。地図や自転車本を引っ張り出してルートを検討し、前から走ってみたかった野川を調布までさかのぼることにした。ポケロケ出動。
世田谷通りを西進し、砧公園の南側に出る。ここにとんでもない坂道があるということを、昨日買った「世田谷ライフ」で知ったのだ。国分寺崖線を跨ぐ坂道で斜度は22%である。あまりにも急なため、下り方向のみの一方通行になっている。長さはそれほどでもないので、自転車で登れないこともないと思うが、下るだけにしておいた。ちなみに「世田谷ライフ」の記事には「自転車で駆け下りるのは危険なので、降りて歩くのが無難」とある。確かに甘いブレーキの自転車だと相当危ないことになるだろう*2
坂道を下ると、仙川に突き当たる。その川に沿って南に下ると、野川に行き当たる。あとは川沿いの遊歩道兼自転車道をひたすら走るのみである。上流に向かうにしたがって景色はのどかさを増し、豊かな緑が目に心地よい。道幅は右岸左岸ともに広くはないものの、境川@神奈川や神崎川@大阪のような「人出」がないため、走りにくさはない。ロードはちらほらで、クロスバイクや小径車が多い。快調に飛ばしてあっという間に野川公園に到着した。しばし休憩する。ここも緑は多いし空は広いしでたいへん気持ちがよい。
同じ道を引き返すのは芸がないので、多摩川方面に抜けることにした。途中、調布飛行場に立ち寄った。セスナが何機も駐機していたけれど、見ている間は一機が飛び立っただけで物足りなかった。致し方なし。味の素スタジアムを横目に見ながら、さらに南へ。中央自動車道の高架をくぐり、西調布駅脇の踏切を越えてしばらく行くと、多摩川に出た。そのまま二子玉川まで走る。さすがにロードをはじめとして大量の自転車軍団が走っていた。二子玉川からは246で地元まで戻る。
それにしてもポケロケに乗って出ると、途中で止まるのがめんどくさくなって、ひたすら走って終わりということになりがちである。今日も結局補給のための休憩はいっさいなしで、ボトルの水ばかり飲んでいた。ただこのルートにいくつか店を組み込めば、いい緩ポタになりそうである。走行距離は約40kmだった。
R0010488 R0010492
R0010499 R0010503
斜度22% / 大木 / 管制塔 / 多摩川
ルートの詳細は「続きを読む」で。
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大きな地図で高低差表示のついているものはこちらで。

*1:http://jpps.jp/web/event/2008/harianasampo/

*2:下りきったところは交差点