丸いもの見物ポタ

morio01012009-09-13

明日からは東京。奈良京都のことがちらりと脳裏をかすめたけれど、tikitで大阪の街中を巡ることにした。いくつか見たいものがあった。
  0系新幹線:「太陽の塔」前を通過 吹田操車場跡地に(毎日新聞)
吹田操車場跡地は自宅から自転車で15分ほどのところにあって、そこに0系新幹線が永久保存されると知り、静かに心をときめかせていた。そして今夏、無事に設置された。新幹線ファンとしては、ぜひとも見に行かなければならない。
0系は鉄柵の向こうに一人寂しく佇んできた。もともとほとんど人通りのないところなのであるが、「シーン」という文字が見えてきそうなくらいもの寂しい気配に包まれている。昨年のお別れ運行の熱狂が嘘のような静けさである。動かなくなった0系にはもはや興味なしなのか。近寄れないのは残念だったけれど、誰もいないところでじっくりと0系の丸い団子鼻を堪能した。いずれきちんとした展示施設ができたら、また賑わいを取り戻すだろう。
次に梅田方面に向かう。淀川は新御堂筋で越えた。ここの歩道は歩行者がなんとかすれ違えるくらいの幅しかなく、しかも交通量の多い車道側にはガードレールもないという極悪さである。ぽてっと落ちたら大惨事間違いなし。かつてロデオでここを走ろうとして、5メートルで断念、押して渡ったことがあった。その歩道が拡幅工事中で1.5倍くらいになっていた。ガードレールもついている。これでロデオでも大丈夫だろう。
梅田には特に用事もなく*1、そのまま淀屋橋まで走る。中之島一帯は開催中の水都大阪2009で賑わっていた。いろいろな出し物があるようだが、ぜひとも見たいと思っていたのは、巨大なあひるのオブジェである。
  Rubber Duck Project 2009
天満橋近くの八軒家浜船着場に高さ約10mのあひるが浮かんでいる。オランダ人アーティストの手になるものだという。清少納言は「小さいものはなんでも可愛らしい」と言っているけれど、このあひるは巨大で愛らしい。キャラクター好きなら胸がきゅんきゅんすること間違いなしである。訪れた人*2のほとんどがカメラをあひるに向けている。中には巨大なデジイチで狙っている人もいる。かくいう私もiPhoneとGRでどうでもいいようなあひる写真を大量生産する。
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たっぷりとあひるを楽しんでから、大川、淀川沿いをゆるゆると走って帰ってきた。相川では見事な夕焼けに出会う。夏も終わりだなぁ。本日の走行距離約40km。
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*1:タワーレコードの前で、ビートルズの新CDをどうしようかと、ちょっとだけ迷う

*2:すごい人口密度!