響かなかった安藤裕子

morio01012007-06-10

ツアーファイナルの安藤裕子は疲れ果てていた。声が出ていないし、なにより元気がない。MCが上手でないのは今に始まったことではないが、元気がないから話せば話すほど会場内のテンションが下がっていく。そんなのがはっきりと感じられるのは珍しいことだろう。歌も然り。最後列の壁にもたれて歌をじっくりと楽しもうという目論見は脆くも崩れ去った。控えめに見積もっても、後方五分の一くらいは手拍子はもとよりほとんど拍手もしていなかった。アンコール前にさっさと帰る客もたくさんいたし。セットリストも新作が大半で、これまでの代表曲はほとんどカットされている。これも盛り上がらない一因だろう*1。未発表の新曲を何曲かやってみせたが、とりあえずやってみましたというだけあって、編成が小さいので盛り上がりようがない。何より誰も知らない。せめて最後は定番の「聖者の行進」でビシッと締めてくれと願っていたのに、それもかなわず。後に残ったのは二時間以上立ち続けた深い疲れだけだった。会場のzepp tokyoの空調がShibuya AXよりましだったのは助かった。でももうホールでないならちょっと行く気になれないなぁ。

*1:選曲は好みもあるから一概には言えないかもしれないけど

夕方の気晴らし

激しい雷の音で目ざめる日曜日の朝。でかけようにもこの天気である。家に閉じこもって仕事などを片づける(ふりをする)。4時くらいから空が明るんできたので、急いで準備をして自転車ででかけた。でかけるといっても目的地などなく、時間も遅いのでなんとなく(またしても)鶴見川に沿ってずんずん走ってしまう。寺家や鴨志田から柿木台あたりを縫って走るうちに、昨日の集合地点である精進橋に着いてしまった。空の高いところで綺麗に雲が棚引いていた。
久しぶりに小池栄子さん*1に会いにいくかと思い、勇躍店に向かうも、なぜか看板に灯が入っていない。入口の貼り紙には営業時間が11時から15時になったことが記されていた。あぅ。仕方がないので、いつものスーパーで手早く買い物を済ませ、自炊くんとあいなった。
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*1:尾道ラーメン正ちゃんの女主人