書の至宝

明日で閉幕になる「書の至宝 日本と中国」(東京国立博物館)を見に行く。公式サイトでは昼間の混雑がすごいらしいので、夕方の時間帯を目指すことにした。今日は根津駅から言問い通りを歩き、東京芸大の前を通って迷わずに到着した。ところが、入館待ちが何と1時間である。仕方がないのでミュージアムショップを覗いたり、本を読んだりして、時間を潰した。整理券で指定された午後5時から1時間半遅らせた閉館までたっぷりと楽しんだ。王羲之空海の前のどうしようもない人垣にあきれながら、ほとんどノーマーク状態の元永本古今和歌集を舐めるように見続ける。他のはいいから、この本を自由に繰らしてほしいと真剣に思った。

それにしてもマナーの悪いジコチュウな輩はどうにかならないものか。混んでるときはなおさら気持ちよく見たいと思っているのに。押す、割り込む、なんて当たり前……。