梅田に行く

起きたらつれあいも娘もいない(苦笑)。私の布団の上で猫がだらしなく寝そべるのみ。特にこれといった用もないのだが、しばらく書店にも行かない日が続いていたので、梅田に出かけることにした。週末の梅田は人であふれかえっていた。しかし、身に付いた「街のリズム感」のようなものがあるので、不快に思うことはない。歩くスピードがみな速くて安心する。とはいえ、エスカレーターで左側に立とうとしてしまう自分がいたりもする。いるようないらぬようなものをあれこれと買い求めた。阪急百貨店の丸いビルが、改装のために無数のパネルで覆われていた。昭和初期の名建築がまたひとつ姿を消す。