UDON

morio01012006-08-26

映画の中で小倉智昭は「そばとうどんなら、そば」と言い、佐々木恭子(関西人)は「うどん」と言った。「自分探し」をする若い香川県人たちが、すぐそこにあった讃岐うどんを新たに「発見」することで、自らの寄って立つ足場(家族)と将来(人生設計)を見定める。うどん絡みのディテールと蘊蓄は濃いが、物語自体は薄味かつ予定調和的である。讃岐うどんに思い入れがあるとより楽しめる。キャストは本広監督の人脈とフジテレビの力をまざまざと見せつけるものになっている。小西真奈美の緩い感じがよい。ワーナーマイカルシネマズ茨木で鑑賞。同じビブレにある讃岐うどん店で生醤油うどんを食べて帰った。
公式サイト http://www.udon.vc/movie/