幸福のスイッチ

morio01012006-10-18

年に一回の職場の健康診断を受ける。胃検診のバリウムが気持ち悪い。メタボリックシンドローム対策の腹回りの測定が追加されていた。腹黒いだけでなく、腹太いなんて言われると嫌だ。
昨日の仕事の続きを少々やっつけてから、映画を観るために新宿に出た。上映時間まで少し間があったので、ジュンク堂であれこれ立ち読みする。「屋久島行きたい病」を重くする写真集と、蜷川実花の来年のカレンダーを買った。

月光の屋久島

月光の屋久島

「幸福のスイッチ*1」は、昔ながらの地元密着型電器店を舞台にした父と娘三人の親子劇である。「儲けよりサービス」をモットーにする父(沢田研二)に好意的な長女(本上まなみ)と三女(中村静香)に対して、次女(上野樹里)はずっと反抗的な態度を取っている。この上野の「不機嫌なお年頃」の演技がとてもよい。先日の「のだめカンタービレ」での野田恵(こっちもよい)とはまるで別人である。今年だけでもものすごい数の出演をこなしているが、さもありなんと思わせる。主要キャストがすべて関西出身者のため、台詞の和歌山のことばに違和感がなかった。野山や海の風景も美しい。監督と脚本は安田真奈テアトル新宿で鑑賞。