新聞を読むキムタク
木村拓哉が新創刊のタブロイド紙「SANKEI EXPRESS*1」のCMに出演している。この新聞の売りだとか内容だとかには特に興味はないが、木村のCMで一つだけものすごく気になることがある。それはかの君の新聞を読むスピードである。彼は「できる男」を気取っているのか、CMではタブロイドを片手に料理を作り始めそのまま食べ終わるところまでを映し出している。ところが、よく見ると、その間木村はずっと同じページを読み続けている。考えられることは二つ。
- 超人的に食べるスピードが速い。
- 超人的に読むスピードが遅い。
複数の料理*2を作り食べる時間と小さなタブロイド紙*3の一面を読む時間は果たして釣り合うのか。いや、わかってますよ、新聞の一面目をテレビ画面に映し続ける必要があることくらい。でもとても不自然。
広島の黒田投手が残留宣言をした。彼の「広島愛」と彼を引き留めたファンの「熱意」は素晴らしいとは思うものの、野球人として優勝争いをするという得難い経験についてはもう諦めたのだろうか*4。引退後も含めたこの先の安定を選んだのだとしたら、ちょっとね、と阪神ファンの立場からつぶやいてみる。