心思

いつかどこかで

思い返せば最初にサイトを立ち上げたのは、「私のホームページへようこそ」などという惹句があちこちで踊っていた時代、1998年2月のことだった。もはや見るべきものは何もないと思うけれど、今でも消さずに残してある。 http://homepage1.nifty.com/pekopoko…

扇風機を購う

東電はろくに経営努力もせずに、電気代を値上げするとかふざけたことを言っているから、できるだけ電気を使わないような生活を心がけている。夜でも基本的に仕事机のスタンド以外は真っ暗なままだし、使わない電化製品のコンセントはさっさと抜いている。決…

潮風に吹かれ浮かれ調子

職場の催事(非公式)で東京湾クルージングに参加してきた。例の身分不相応役職のため、行きたいとか行きたくないとか、そういう個人的な思いや気持ちはまったく入る余地がない。一も二もなく出席者としてカウントされるのだった。しかし、である。これがと…

おのぼりさん的行動

羽根伸ばしで東京にやってきた娘と、ちょっとだけ観光めいたことをする。買い物をすること以外、特に行きたいところもないというので、オープン間近の東京スカイツリーを見物してきた。 1年半前、下側の大きな展望台ができた頃に来た時*1とは、スカイツリー…

沈丁花の香りとあの日

これといってパッとしたこともなく、淡々とした日常が積み上げられている。だいたいが、人と会ったり、人と会ったり、人と会ったり、つまりは会議の繰り返しであるのだが。 退勤の途中で沈丁花の香りが漂ってきた。この匂いを嗅ぐと、大学の合格発表の日のこ…

代官山の新しい本屋さん

緑のセイレーンでおなじみのシアトル系コーヒーショップでアルバイトをする顧客に、代官山にすごく素敵な系列店ができたから行ってみてくださいと言われた。その時は「そのうちにね」とかなんとか言いながら聞いていたのだけれど、あとから調べてみると、TSU…

忍び寄る魔の手

くだらないことしか書かないと決めているこの場所に、政治の話を載せることはめったにない。でも生まれ育った大阪がめちゃくちゃになりそうなのを見ていると、少しくらいは「小賢しい小役人」の悪行を暴き立ててもいいかと思う。 現大阪市長が市職員の選挙や…

両者の違いに吹いた

スティーブ・ジョブズが後継者のティム・クックに贈った言葉。 ただ、当のジョブズ氏は後任の最高経営責任者(CEO)ティム・クック氏に最後にこんな言葉を贈ったという。「自分が正しいと思うことをしなさい。彼(=ジョブズ氏)ならどうしただろう、と決…

辰年が来た

「逆境こそがチャンスだぜぃ」と叫ぶ人たち*1に励まされて、今年は雨も嵐も「さぁ来い さぁ来い」と受け止めようという所存である。それくらい威勢のいいことを言っておかないと、あっという間に今年の年末を迎えてしまうことになりそうだから。できたかどう…

大晦日に

なんだか年末という気分にならず、ということを、大掃除をサボった言い訳にしている。それなりに綺麗にして新年を迎えるのでよしとしよう。誰に言うともなく宣言する。 今年は震災のことがあり、このブログを2ヶ月ほどお休みしたりもした。なんとなく落ち着…

近所のパン屋

世田谷には評判のよいバン屋がたくさんある。ブログやサイトを持っているところも多く、時々情報を得るためにちらりちらりと眺めたりする。そのうち近所の2軒のお店(SとPとしよう)のものが何やら不穏である。いや、2軒じゃなくて、Sの動きに対して、…

言葉を失う

民主主義が民主主義を殺めたかもしれない。この異様な熱は何だろう。

iOS5の前にMacBookAirのこと

まもなくiOS5がリリースされ、数日後にはiPhone4Sも発売になる。やる気満々の私はもはや浮き足だって何も手に着かないほどである、というのは言い過ぎなのだけれど、こういうアップルのイベントは嫌いではない。むしろ積極的に乗っかっていきたいと思ってい…

入力の仕方

文化庁が発表した「国語に関する世論調査」の「形容詞語幹+促音」の記事を、いろいろなサイトで読み比べていたら、たまたまmsn産経ニュースの「記者も愛用、日本語「かな入力」変換ってなくなるの?」という記事に出会う。 キーボードの入力方式は、ワープ…

なんで今さら、そしてがっかり

9月の声を聞いたとたん、最新エントリーの下にGoogleAdsが勝手に表示されだした。なんじゃ、こりゃ。 いろいろなブログサービスがある中、ほとんど唯一変な広告が出ないからはてなを選んだのに、こうなると、途端に嫌になってくる。たいした内容を書いてい…

かわいい

「クールジャパン」などという妙な言葉がもてはやされるようになって久しい。 日本発、あるいは日本に深く関わる文化事象が対象となるようだけれど、とりわけマンガやアニメ、ゲーム、ファッション、アイドルなどのポップカルチャー(サブカルチャー)が中心…

島を想う

「たとえば、いま、あなたが都会を離れて島で暮らすとしたら。」と表紙に大きく書かれている「BRUTUS」の最新号に目を通すと、やはりこの雑誌は基本的に「ちょっと余裕*1のあるあなたのよりよい生活」を提示しようとしていることが窺い知れる。 都会と避暑地…

引っ越し前夜

東京に来ることになってから職場の移転も含め都合4回の引っ越しをしている。そして明日、5回目の引っ越しをする。それぞれに避けがたい必然性があったのだけれど、まぁ多いよね。 新しいところへ移るという高揚感も、薄汚れた部屋での荷造りの前には無力で…

大阪・信頼・信用

前号から新創刊となった「大阪人」の第二号を手にする。特集記事は大阪市内24区の紀行である。 大阪市内で生まれ育った者には文章から滲み出る「大阪の香気」に堪らない思いがする。体の奥底を突かれるような感触とでも言えばいいだろうか。この先、定年まで…

引っ越しの段取り

身一つでさらりと宿替えをするにしても、諸々の手続きをする必要がある。 まずは荷物を移すために運送業者に仕事を頼まなければならない。朝方、うら若い女性社員が見積もりに現れる。救いようのないカオスのような部屋を見せることになり、なんだか申し訳な…

9位

もう何も言うことはない。今の四十八人衆の中にあって、新興勢力がここまで躍進したことは奇跡に近い。実際に指原さんより上位の人たちはグループ創設以来の初期メンバーばかりであり、研究生上がりとしては、これまでに誰も見たことのない順位を獲得してい…

アイドル格差社会

ドアベルの音で起こされる。水曜日に届くはずのものが火曜日の午前中に到着する不思議。もちろん喜ばしい。マッハでパジャマを脱ぎ捨て、そこらへんのTシャツと短パンで武装して、宅配便を出迎えた。 さっそくマックで再生しながら、初回特典の写真集を眺め…

茶番目撃

木曜日のプレゼンのようなものに出撃しようかというタイミングで、総理大臣が辞意*1を表明したというニュースが流れる。そして夕刻、野党の提出した内閣不信任決議案が衆議院で否決された。直前まで造反するとされていた与党反体制派議員は、結局保身に走っ…

地デジ化完了まであと一歩

録画すると、もれなく上下に黒い帯と白抜きの文字が入る*1哀しい旧型HD/DVDレコーダーを、ブルーレイの使えるレコーダーに置き換えた。これでやっと樫野さんや指原さんたちを美しく録ることができる。大阪で使っているのとは別メーカーの機種にしたところ、…

本屋の行く末

ジュンク堂書店新宿店が入っている新宿三越アルコットが来年三月で営業を終了し、全館をビックカメラに賃貸すると報じられた*1。なんということだろう。 新宿のジュンク堂は池袋店や大阪茶屋町店と並んで、日本有数の売り場面積を誇る大書店である。一回的に…

静かな心で

この世界がきみのために存在すると思ってはいけない。世界はきみを入れる容器ではない。世界ときみは、二本の木が並んで立つように、どちらも寄りかかることなく、それぞれまっすぐに立っている。きみは自分のそばに世界という立派な木があることを知ってい…

しばらくお休みします

昨日、東日本を襲った震災の被害状況がますます深刻なものになってきている。各種のメディアの報じるところを見聞きするにつけ、背筋の凍るような思いがし、胸が痛む。顧客の中には宮城や福島の者もいて、いまだに連絡がつかない親類縁者がいるという。無事…

変なものを見た

たまたま深夜につけたテレビで明け方まで討論らしきものを生中継する番組をやっていた。ああ、これが噂に聞くあれか*1、と思い、しばらくの間つきあってみたけれど、いい大人が自分のいいたいことを声高に主張するだけの救いようのない番組だと呆れた。個人…

当たり前のように肩が凝る

胸をなで下ろす「数的状況*1」で初日終了。まだまだ大作戦は続きます。 *1:変な日本語

土曜日の同窓会に

埃を払った卒業アルバムで復習*1をしてから出席する。 全員が同い年であるというのは、ものすごく楽である。初対面の人やあまり親しくない人と接する時の危ういポイントの一つである年齢のことを、まったく意識しなくていいから*2。おそらくまともに話すのは…