誰の本?

morio01012007-03-09

今日bk1から届いた本をつらつらと眺める。
レイモンド・チャンドラーロング・グッドバイ』(早川書房)の帯では、書いた人(チャンドラー)より訳した人(村上春樹)の名前の方が大きい。ちなみに表紙カバーでは同じ大きさになっている。商売のためとはいえ、チャンドラーがちょっと気の毒に思える。
柴崎友香の『ショートカット (河出文庫)』(河出文庫)の帯には「芥川賞候補作家の、せつなく心に響く連作小説」とある。せつないのは「候補」なのに「芥川賞」を宣伝文句にしているところではないだろうか。受賞することがないままいつまでもこの呼び方をされるのは嫌だろうなぁ。
佐藤和歌子間取りの手帖remix (ちくま文庫)』(ちくま文庫)はずっと前に書店で立ち読みして、気になったまま忘れていた本。ちょっと変な間取りを愉快に読む。文庫になるとは。
大江『新しい人よ眼ざめよ (講談社文芸文庫)』は講談社文庫で持っていたのに、いつの間にか紛失してしまった。講談社文芸文庫から新たに出たので買い直した。まぁそんなところ。
ロング・グッドバイ間取りの手帖remix (ちくま文庫)はかり方の日本語 (ちくま新書)東京版アーカイブス―「あの頃のニュース」発掘ショートカット (河出文庫)東京夢譚―labyrinthos新しい人よ眼ざめよ (講談社文芸文庫)