独り相撲を取る人

2月12日付日記*1で紹介した獰猛で高飛車で皮肉屋なお客さんのその後のご報告。読んであまり気持ちのいい話ではないので、あらかじめお詫びしておく。
私が自分のブログに返事を書いた後*2、先方のブログにもコメントを書き込んだ。しばらく動きがなかったところ、数日前に私のコメントが削除され、新たなエントリーが立てられた*3
そこでは「匿名のコメント・ブログ・HPは今後無視する」との宣言がなされているが、それはまぁあの人が決めたことだからどうでもよい。それよりも最初に「匿名のブログ」に高飛車な態度で乗り込んできたのはどこのどいつかということを忘れたのだろうか。与しやすしとばかりにちょっかいをかけてきて、学問的に反撃されて答えられなくなった途端に捨て台詞を吐いて逃げ出すとは、研究者の風上にも置けない。こういう行為こそ「卑怯」と呼ぶべきであろう。ちなみにそこで「そのうえ、批判対象を「うそ」と言い切るとなれば、それは名誉毀損といってもいいくらいの暴言でしょう。」と書いているが、私は嘘つき呼ばわりはしていないので、他にもこの人に対する批判がきっとあるのだろう*4。推して知るべし。そもそも屁の突っ張りにもならない「名誉」云々をちらつかせる以前に一研究者として誠実さや謙虚さを学ぶべきではないか。
結局、この人は「何を発言したか」より「どこの誰が発言したか」しか興味がないようだ。仮に私が「現在は英国に留学中の日本古典文学研究を行う東大大学院修了の山田太郎*5」とでも名告れば、どういう反応をするつもりだろうか。あるいは市古貞治*6とか。虚実相半ばするネット上において、morioと山田太郎とあの人の本名である田中某にどういう違いがあるのだろう。いずれにしても場(今はネット)の作法を無視し、自分本位な考えを相手に押しつけることしか知らない独善的な人物であるのは間違いない。
どうやら相手は他人の忠告に接すると反省せずに逆ギレするタイプのようなので、関わりを持つのはここまでにする。後始末としてアマゾンのカスタマーレビューに「もりやま*7」名義でブログに書いたコメントの要約を掲載した。
補足:ちなみに田中某の著作の杜撰さは『もてない男』(ちくま新書)で知られる比較文学研究者の日記*8でも何度か取り上げられている。たとえばこれら。
ひとつ ふたつ みっつ よっつ

*1:http://d.hatena.ne.jp/morio0101/20070212

*2:http://morio0101.air-nifty.com/kataru/2004/12/post_16.html

*3:http://summerland.blog48.fc2.com/blog-entry-29.html

*4:某巨大掲示板あたりで盛大にやられたか? さもありなん

*5:もちろんでっちあげです

*6:日本中世文学研究の大家

*7:森山大道さん、名前を借りてごめんなさい

*8:よくメンテナンスモードになるが、日をおいて見に行くと読むことができる