今日も今日とてやってくる

morio01012007-04-04

昼過ぎから氷雨が降り出し、一気に冷え込んだ。都心では雪になっていたらしい。ゆるりと自転車を漕いで近場で花見でもと思っていたけれど、寒さにうちふるえながら愛でるのも興醒めなので、今日のところは見送ることにする。まだ数日は大丈夫だろう。洗濯物は部屋干しにする。
bk1から本が届く。星新一は小学校の高学年の頃に夢中になって読んでいた。しかし、いつの間にか縁遠い作家になってしまい、もう長い間手に取ることもなかった。最相葉月星新一 一〇〇一話をつくった人』(新潮社)はその思い出深い作家の評伝である。謎めいた星新一という作家を知ることができそうで心が浮き立ってくる。
時枝誠記国語学原論〈上〉 (岩波文庫)』(岩波文庫)はわが青春の一冊。まさか文庫本になるとはねぇ。『はじめての文学 宮部みゆき』(文藝春秋)も読んだことのない短編ばかりで楽しみだ。森村泰昌の美術のおもしろさはいわずもがなである。彼の考える美術をわかりやすい言葉で説く『「美しい」ってなんだろう?―美術のすすめ (よりみちパン!セ 26)』(理論社)もきっと楽しませてくれるだろう。
すぐには読み切れないほどの本が山積みになっているのに、その山を見ているだけで幸せな気分になるという愚か者です。
星新一 一〇〇一話をつくった人「美しい」ってなんだろう?―美術のすすめ (よりみちパン!セ 26)外国語として出会う日本語 (もっと知りたい! 日本語(第II期))はじめての文学 宮部みゆき国語学原論〈上〉 (岩波文庫)日本の中世国家 (岩波現代文庫)日本語の歴史2 (平凡社ライブラリー)日本語の歴史〈3〉言語芸術の花ひらく (平凡社ライブラリー)