格好いい格好悪い
建築家の隈研吾が出演するテレビ番組＠国営放送局を見る。常に新しい方法論を試し、困難でも自己の考えを貫く。隈の建築作品の善し悪しは別にして、彼の毅然とした姿勢が格好いいと思った。隈研吾が監修する『フランク・ロイド・ライト・ポートフォリオ 素顔の肖像、作品の真実 (講談社トレジャーズ)』（講談社）がほしいけど、ちょっと高いなぁ。
一方、格好悪いと思うもの。世界的スポーツ用品メーカーのナイキが渋谷に出していた巨大屋外広告。危険極まりない自分本位なキャプションを、ブレーキの付いていないピスト*1を持つ若者たちに添えている。広告の意図の奈辺にあるのかは詳らかではないが、著しく想像力に欠ける所業としか言いようがない*2。町田市の不法投棄監視マンに睨んでもらいたい。
