ロッキー・ザ・ファイナル
引用と脱構築の世界。
オマージュに溢れ、シリーズのファン、いや、ファンでなくとも「イタリアの種馬の人生」を辿ってきた者には、見所が多い*1。ランニング・亀・肉サンドバック・生卵・犬・美術館……、努力、再生、家族*2、もちろんビル・コンティのあの音楽も。
シリーズの掉尾を飾る作品としてシンプルな力強さを持っていた。すべては説得力のある肉体と動きを見せたスタローンの存在感に尽きる。あとは、好き嫌い、合う合わないだけだと思う。ワーナーマイカルシネマズ多摩センターで鑑賞。
公式サイト*3 http://movies.foxjapan.com/rockythefinal/
帰りのバスで乗り合わせたどこかの高校の野球部の少年、持っていた携帯の待ち受け画面が「I Love 野球*4」でほほえましかった。
