縁のないもの

morio01012007-12-18

遠い方の職場の界隈にはわりと大きなお屋敷が居並んでいる。今日もそこをとことこ歩いていると、ついこの前までアルファロメオの高級セダンのあったとあるガレージに、アウディR8*1が収まっているではないか! マンションがガレージの中にあるようなものである。あのレーシングカーもどきをほんとうに買う人がいるのだなとしみじみする。私がR8を走らせることのできるのはグランツーリスモの中だけである。ゲームだし、バーチャルだし……。
知り合いに薦められた『京都源氏物語地図』(思文閣出版)が届く。虚実織り交ぜた古い京都の姿が楽しい。あわせてどかどかと。梅原淳『鉄道用語の不思議』(朝日新書)、飯沢光太郎『写真を愉しむ』(岩波新書)、鹿島茂『あの頃、あの詩を』(文春新書)、山口謡司『日本語の奇跡』(新潮新書)、石原千秋『謎とき村上春樹』(光文社新書)、橋爪紳也京阪神モダン生活』(創元社)、橋爪節也大大阪イメージ:増殖するマンモス/モダン都市の幻像』(創元社)、三浦しをん悶絶スパイラル』(太田出版)。梅原淳『鉄道用語の不思議』には、先日の日記に書いたJR独特の用語「衝撃する」が載っていると思ったのになかった。橋爪兄弟大活躍である*2