さいたまでラ・ラ・ラ

morio01012008-07-05

三軒茶屋ソフトバンク売店iPhoneのことを聞いてみた。わかったこと。

  • アップルから厳しいお達しが出ているので、詳細は自分たちもわからない。
  • 発売日まで広告や販促もできない。販売開始時間(午後12時)も決められている。
  • 11日に何台入るのか、まったくわからない。
  • 予約は11日から受け付ける。

あわててもどうしようもないみたいである。果報は寝て待てか。夏の間に手に入ればいいかと思い始めている。



さばさばした気持ちで埼京線の人になる。彩の国さいたま芸術劇場でラ・ラ・ラ・ヒューマン・ステップス*1の公演「Amjad*2」を観るのだ。ただしトロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団*3と間違えていたくらいの無知っぷりだから、何も語ることはできない。新しいものに触れたいという好奇心だけでほいほいと自称仏蘭西*4&その弟夫妻についていったのであった。解説は公式サイトから引用。

驚異の光速スピードと超絶技巧を駆使し、身体の動きの極限に挑み続ける振付家エドゥアール・ロック。最新作のテーマは『白鳥の湖』と『眠れる森の美女』。19世紀のクラシック・バレエの大いなるイコンが、大胆かつ先鋭に、現代の美へと変換される。

舞台に白鳥(になったダンサー)がたくさんいた。優雅というよりとにかく素早い。早回しをしているVTRを見ているかのごとく、切れのよすぎる動きを披露する白鳥たち。うっとりを通り越して、目が完全に釘付けになった*5。ミニマル的に様式化された動きに合わせる音楽は、ピアノとバイオリン、チェロが生で奏でている。無機的な旋律とクラシックの超有名曲の旋律が高速白鳥をさらに加速させる。意味がとか物語がとか、そういうことをほとんど考える必要がないくらいの圧倒的なパフォーマンスである。なにより美しい。あっという間に100分が過ぎ去った。
帰り道、劇場横の某学習塾のロゴに目を奪われる。あ、白鳥の元ネタかも……*6。赤羽で反省会をして大いに盛り上がる。