多摩川を下って羽田

はりたまも終わり、少し気怠い気分の休日の朝を迎えた。朝と言っても限りなく昼に近い朝だけど。掃除と洗濯をすませ、トーストを齧ってから、ポケロケに乗ってでかけることにした。天気もいいし、きっと気分も爽快だろう。行き先は多摩川を下った先にある羽田空港にした。多摩川サイクリングロードの二子玉川羽村取水堰間は走ったことがあるので、全区間制覇にもなる。
中古車即売展示会場のように混み合う246号線で二子玉川に出、そこからひたすら多摩川右岸を下って行く。祝日のサイクリングロードは自転車乗りはもとより散歩する人やジョギングする人で大賑わいである。気をつけて走らないと、たちまち大惨事になりそうな混雑ぶりであった。なかでも不規則な動きをする子供と犬は要注意である。いや、親や飼い主はなんとかしろと声を大にして言いたい。誰も見ていないだろうけど。
多摩川大橋で左岸に渡り、そのまま空港のある河口まで走りきる。どこまで空港に近付けるのか、よく調べもせずに行ったものだから、弁天橋傍の空き地のようなところまでで折り返すことにした(左下の写真を撮った)。大阪空港の千里川のイメージがあるものだから、遠くで玩具ほどの大きさの飛行機しか見えないのは、ちょっと残念だった。次はもう少し接近してみたい。
帰りはずっと左岸を走る。河川敷は未舗装で走りにくいため、田園調布あたりからは土手上の狭い車道を走るしかない。はぁはぁ言いながら、車に混じって二子玉川まで戻り、そこからは行楽帰りの車があふれる246号線で帰ってきた。綺麗な夕焼けがたそがれ気分を高めたけれど、今日は針穴カメラはなし。走行距離はたぶん50kmくらいのはず。
photo R0011519