三人組の実演映像に涙する
まだ足下がふわふわしているような感覚のまま、通常業務に専念する火曜日。その浮遊感に拍車をかけるのが、本日店頭に並ぶ女子3人組テクノポップユニット*1の今春のファーストツアー・ライブDVDである。初めて彼女たちの出すものにお金を落とした*2。渋谷や新宿あたりではあっという間に初回版が姿を消したらしいが*3、三軒茶屋の「世界の」TSUTAYAには10枚以上並べられていて、首尾よく手に入れることができた。
寓居のスクリーンに投影して、ZEPP東京&横浜BLITZの疑似空間に没入する。
なんだかものすごくクオリティが高いんですけど!
息つく暇もなく最後の曲まで持っていかれた*4。ライブがこんなすごいことになっているとは。
極めて中毒性の高い楽曲にやられてはいても、彼女たちのビジュアルに興味がなかったこともあって、実はテレビ番組に出演したものくらいしか動く姿を知らなかったのだ。とにかくパッケージとしてのライブ・パフォーマンスの完成度の高さに驚いた*5。現時点でのベストアルバム的に再構成された彼女たちのステージからは、長い下積みを経て体得したとおぼしき強固な自信が確かに感じられる。堂々としているから何をしても映えるのだ。凋落や延命を見たくないので、今スパッとやめてしまうというのがいいのではないかと思ってしまうほどである。
勢い余ってiPhoneに全編を入れちゃいました、いつでも見られるように……*6。