いきなりコケた

morio01012009-04-20

大阪には一泊だけで東京へ戻ってきた。べったりと空に張り付いた重苦しい雲が月曜日のブルーな気分をいっそう重くする。
夕方、一昨日唾をつけた新しい自転車*1を引き取りに行ってきた。脚力もないのにピストに挑戦とは我ながら無謀である。固定とフリーはリアホイールの裏返しで使い分けられる。まずはフリーで足慣らしである。48*16の組み合わせは、50のコンパクトドライブをつけているポケロケの常用ギア比とさほど変わらない。と思っていたけれど、渋谷からの帰路のいくつかの坂道はつらかった。どうしようもないね。真っ白な車体に差し色としてバーテープとチェーンを赤にした。
ハンドルはアナトミカルなドロップで、ブレーキレバーはインラインの位置に取り付けている。あくまでも見た目重視で。で、さっそく痛い目に遭った。一漕ぎしたところで無意識のうちに通常のドロップハンドルのブレーキ位置を握ろうとしたのである。もちろんそこにレバーはない! 何も握れない手は宙をさまよい、そのまま自転車ごとひっくり返った。一漕ぎ目だったのが不幸中の幸いである。右肘に少し擦り傷ができただけですんだ。爆走中だったら……、冷や汗が出る。
その後は順調に走れた。遠出するとか旅行に使うとか、そういうことは考えられない。せいぜい都内をうろうろするくらいのことであろう。走りの軽さはポケロケに遠く及ばない。ただ車輪の大きさはどっしりした安定感を感じさせる。ついているパーツはどれもこれも安っぽいので、そのあたりだけは交換していこうと目論んでいる。
狭い部屋に自転車4台はあんまりなので、ロデオを4年ぶりに大阪に帰還させるつもりにしている。関東のロデオ・ミーティングに出ないままになってしまった……。