汗だくの東西移動

帰阪する日。
仕事に使う資料を郵便局から大阪の自宅宛に送り、それからtikitにまたがって走り出す。三軒茶屋を過ぎる頃にはもうすっかり汗だくである。目黒川沿いをゆるゆると走り、恵比寿に至る。
お盆前の週末とあって、品川駅は家族連れで賑わっていた。列車によってはほぼ満席のようであるが、私の予約したのぞみは新大阪止まりであったため、混み合うこともなく快適な2時間半を過ごせた。若桑みどりの『お姫様とジェンダー ―アニメで学ぶ男と女のジェンダー学入門』(ちくま新書)を少し読んだだけで、ほとんど居眠りしてました。
新大阪のホームに降り立った瞬間のあまりの蒸し暑さにやるせない思いがする。もより駅までJRを乗り継ごうと思ったところ、なにかのトラブルがあって、普通電車が15分ほど遅れているというアナウンスが聞こえてきた。待つのが嫌いなので、自宅まで走ることにする。久しぶりに神崎川沿いのなにわ自転車道を走る。が、暑い。ほんとうに暑い。暑くてほとんど人がいない。着ているものを絞れば滴が垂れそうなくらい汗をかいて、ようやく家に帰り着いた。へとへと。
晩ご飯は娘ととんかつ屋へ行く。夕焼け空だけは立秋らしく秋の色だった。録画しておいたツール・ド・フランスの番組を見て和んで今日はお仕舞い。