おっぱいバレー

おっぱいバレーオリジナルサウンドトラックさえない弱小バレー部の中学生たちが顧問の先生の胸を見たいがために部活動に励むというお話。男子中学生のエロへの妄想を契機として何かをがんばるという設定は馬鹿らしくて悪くはない。しかし、なにもかもがステレオタイプに押し込められている。開始10分でほぼ結末まで予想できる。
登場人物の背景や過去、心中のことなど、隅から隅まできちんと台詞で説明してくれるので、見終えた後に何の疑問も残らない*1。最後の試合の後の「感動の場面」も「いちいち語るなよ、そこ」という蛇足感一杯でかえって萎えた。脚本の書き方次第ではうまく料理できると思うのだけれども。なんか惜しい(?)。

*1:もちろん褒めてはいない