屏風に描かれた松といえば、長谷川等伯の「松林図屏風」(東京国立博物館蔵:国宝)のことがただちに思い起こされる。深遠なる空間に明滅するかのように揺蕩う松林の姿はただただ美しい。その等伯から遅れること約200年、円山応挙にも息を飲む松の屏風の名品…
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