2012-03-01から1日間の記事一覧

古筆名筆で眼福

近世までに書写された古筆のいいとこ取りをしたずるい書物を「手鑑」という。もともとは一冊一冊の写本として存在していたものであるが、なにしろ数が少ない。ところが、武士や町人という新しい鑑賞者層が厚くなるに従って、一部でもよいから所有したいとい…