流離いの果て

wavefotologに始まって、MTで写真ブログを作り、JUGEMで針穴ブログを展開し、そしてflickr!に移行してきた。もっともらしい理由はあるにせよ、ともかく三年間落ち着かないことではあった。この一年はもっぱらflickr!をメインにしてきたが、最近どうもつまらない。写真を見せてもらいたい人が次々と去っていったり、ほとんど更新しなくなったりして、結局ほんの一握りの人のものを落ち穂拾いするようにポツリポツリと見るだけである*1。そこで別の新しい人のはと思って彷徨ってみるのであるが、かつてのfotologのように、出会い系サイトかと見紛うような醜悪なセルフポートレイトが氾濫するばかりで、さらにうんざりさせられる。いっそやめてしまおうかとも思うものの、自己顕示欲のなせる業か、そこまで思い切ることもできず、独りよがりな写真をアップロードし続けている。世間の反応が薄いのは自分のせいだと諦める*2
それにしても見たい写真を必死に探さなければならない状況がつらい。それで以前から気になっていたfotologueにアカウントを取り、細々かつひっそりと写真を出し始めた*3。ブログ形式で写真を見せるのに飽きていたところだから、アルバムのように展開する表示はとても新鮮である*4。なにより見たい写真がたくさんある。いや、すべての写真を見たくなるほど自分の好みに合っている。これが一番嬉しい。写真にポエムや格言やことわざや占いや謎々や物語などつかない(たぶん)*5。コメント欄で井戸端会議もしない(たぶん)。非常にクオリティの高い写真を淡々と見せてくれる。この写真だけを楽しませる潔い形が素晴らしいと、今は思っている*6
オオサカハリアナツウシンver.2(仮) http://fotologue.jp/morio0101/
fotologue http://fotologue.jp/

*1:同じ理由で最近のミクシィもつまらない

*2:ついでにいうと、自分の好きな写真(人様のです)の閲覧数は少なく、「なんじゃこれ」という写真の閲覧数は多い。法則? 祟り? そのあたりの感覚のズレも気持ちが悪い

*3:右の桂浜の波の写真をflickrfotologueの両方にアップしたところ、双方での反応のあまりの違いに驚いた。さっそく妙なコメントを残してくれた中部の母には心から感謝する。「祭り」なんですか、これは、泣

*4:flashバリバリ、基本はブログ形式

*5:特定の個人を指すのではなく一般論として好きではない、念のため

*6:本エントリーの記述はあくまでも個人的嗜好ということであしからず