家に籠もる
連日の「生」体験の衝撃からか、あまり出歩く気分になれず、今日は家に閉じこもって片付けをしたり、仕事をしたり、本を読んだり、音楽を聴いたり、スパゲティを食べたり、まぁそんなことをして雨降りの一日をやりすごした。
昨日、安藤裕子のライブに行く前に、渋谷のHMVに立ち寄ったところ、輸入盤3枚(3セット)で25%引きというセールをしていた。つい……。内田光子のシューベルト選集、グレン・グールドのシェーンベルク選集、そしてプレヴィン&ウィーンフィルのR・シュトラウス「アルプス交響曲」を購う。せっせとiPodに取り込んだ。
bk1からも注文した本が届いた。荒木経惟、谷川俊太郎『写真ノ中ノ空』(アートン)、熊谷達也『邂逅の森 (文春文庫)』(文春文庫)、清水勲『ビゴーが見た明治ニッポン (講談社学術文庫)』(講談社学術文庫)、金田一秀穂『ふしぎ日本語ゼミナール (生活人新書)』(NHK生活人新書)、阿部正恒『坪内逍遥の國語讀本―原文、振り仮名、現代語訳つき。』(バジリコ)。
写真にことばがまとわりつくのはあまり好きではないのだが、荒木と谷川の写真詩集はすぅーっと心に染みてくる。本編も素晴らしいが、二人のそれぞれのあとがきが絶品である。もう「まいりました」というほかない。