プロ

浦沢直樹が「プロフェッショナル・仕事の流儀」(NHK)に出演していた。私は浦沢の熱心な読者ではないものの、連載中の「PLUTO」(小学館)は新刊が出る度に心を躍らせて買い求めている。桁外れの想像力と構想力で物語を再構築*1していることに打ちのめされている。手塚治虫の原作が子供じみて見えて仕方がないほどだ。また高い人気を誇る「20世紀少年」(小学館)は全巻が完結したら大人買いをと目論んでいる。主人公とほぼ同世代ゆえ、あの70年代80年代がどう描かれているのか、とても興味があるのだった。
苛烈熾烈を極める浦沢の多忙ぶりに唸りながら番組を見終えた。最後に浦沢直樹の語った「プロフェッショナル」の定義。

【プロフェッショナルとは】
締め切りがある人。その締め切りまで最善を尽くす人。

おまえはどうなのだと聞かれたみたいで困ってしまう。
PLUTO 4 (ビッグコミックス) 20世紀少年―本格科学冒険漫画 (22) (ビッグコミックス) Yawara! (29) (ビッグコミックス)

*1:逸れすぎかも!?