生温く過ごす

morio01012007-02-07

しばらく家を空けていても、猫はちゃんとこちらのことを覚えていて、夜中にふらりとやって来て布団に潜り込もうとする。小腹がすいたら甘えた声ですりよってきておやつをもらう。遊びたければ足下で転がる。とまぁ、そんな具合で「俺ってなつかれているなぁ」と嬉しくなるのであるが、猫に不機嫌の矛先を向けられて体中に生傷が絶えないのは私だけである*1。単に「与しやすし」と馬鹿にされているだけかも。そういうわけで、今日は猫と生温く過ごしましたよ。欲を言えば、仕事*2をしているときにキーボードの上に座り込んだり、両手の上にのしかかったり、体によじ登ってきたりしないでもらいたいのだが。やっぱりなめられているのか?
夕方になってつれあいに卵を買ってきておいてくれと言われていたのを思い出し、外に出た。ついでに書店などにも立ち寄る。さんざん立ち読みをした後、酒井順子の『枕草子REMIX (新潮文庫)』(新潮文庫)と『バーチャファイター5 ブラックブック』(エンターブレイン)を購う。帰ってきてから翌日の夕食用にタンドリーチキンの仕込みをした。辛くないように調節していたら娘にダメ出しをされた。夕食後、つれあいの部屋の書棚に瀬尾まいこの『幸福な食卓』(講談社)のあるのを見つけてがっくりする。買わなくてよかったじゃないか……。その隣に並べてあった『温室デイズ』(角川書店)を抜き出し、二人が寝てから一気に読み切る。中学校のいじめの話なのだが、小説の枠組みや作中人物の設定がありきたりで、あまりおもしろくなかった。
さて、仕事しよ。

*1:あとの二人は躾が厳しい、らしい

*2:かなり急ぎモード