梅田を彷徨う

前日の危険な決意(爆)を胸に秘め、梅田を探索することにした。推定平均年齢60歳超の亀爺ばかりのカメラ店に突入する。ああ、あるよ、ニコン用ツァイス85ミリ。10万円なり。ストロボも諭吉二人分くらいはかかる。光るだけなのに生意気な値段である。さすがにちょっと頭が冷えて、他のものを見始める。気がつけば、ずっともやもやしているRolleiflex2.8FやCONTAX Tを探し回っていて、自分が何のためにカメラ屋巡りをしているのか、当初の目的をすっかり忘れているのであった。パノラマカメラのTX-2にもぐらぐらする。あやうく道を踏み外しそうになったところで、堂島のジュンク堂に避難した。
結局買って帰ったのは岩合光昭の『ネコを撮る (朝日新書 33)』(朝日新書)のみ。大山鳴動して鼠一匹。明日は日本橋からなんば方面に進出予定。