犬も歩けば棒に当たるはずが

昨日の催事は今日も引き続き開かれている。しかし、久々の帰阪ゆえ、娘の買い物などに付き合うことにする。某Ｊ系アイドルグループのDVD初回限定版を予約しそこねたとのことで、すでにネットで検索をかけてもまったく拾い上げることができなくなっている。それで店頭に出ているものがないか、梅田のCDショップを順番に探索してきた。
　　ないよ……。影も形も。
７〜８店舗も廻っただろうか、「まったくない」という現実を目の当たりにして、娘もようやく諦めがついたようだ。最終手段のヤフオクで大人の威力を見せつけるという品のない力業もあるにはあるものの、そこまではしなくてもいいと言う。親の懐具合の心配をしてくれてありがたい。かわりに本や服などを買ってやる。
そういえば堂島のジュンク堂書店の棚の配置が変わっていた。必ず見に行くところがやけに隅の方に追いやられているような気がする。縮小されていないことを喜ぶべきか。ヨドバシカメラにあるミエルでドーナツも買う。グルメな情報には疎いので、この店の存在もまったく知らなかったのであるが、某筋（笑）より指令が飛んできて、さっそく立ち寄ったのだった。目的のブツは無事に確保（ご安心くだされ）。油で揚げていないので、嫌なべたつきがなく、とても食べやすいドーナツである。おいしゅうございました。
本、今日は文学系が多し。三浦しをん『きみはポラリス』（新潮社）、三浦しをん『あやつられ文楽鑑賞』（ポプラ社）、枡野浩一『ドラえもん短歌』（小学館）、小笠原信夫『日本の技と美と魂 日本刀 (文春新書)』（文春新書）、金原ひとみ『アッシュベイビー (集英社文庫)』（集英社文庫）、堀江敏幸『めぐらし屋』（毎日新聞社）、堀江敏幸『バン・マリーへの手紙』（岩波書店）。仕事から逃避気味なラインナップである。