富士山一蹴

morio01012007-06-02

ほしいものがいくつかあったので、一人で梅田に出かける*1茶屋町のロフトで夏向けの販促コーナーができていて、手ぬぐいがたくさん並べられていた。つい二枚。ヘルメットの下に被って汗取り用として使ったらいいかと。HEP FIVEで夏物のシャツ一枚と普段使いの靴を一足、それからGARE大阪にあるモンベルに行って、自転車用のサドルバッグサコッシュを買う。週末の梅田は客でごった返しているけれど、まわりで飛び交う関西の言葉に大いに癒される。
一休みするためにいつものジュンク堂堂島店にも立ち寄る。買い忘れていた島本理生の『大きな熊が来る前に、おやすみ。』(新潮社)と一緒に『神奈川自転車散歩―(横浜・三浦・湘南・富士箱根』(山と渓谷社)を購う。山と渓谷社から出ている自転車散歩本は東京のものももちろん刊行されているが、今住んでいるところからという目で見ると、断然神奈川編が役に立つ。先日初めて走った鶴見川のルートも載っているし、境川&引地川の自転車道を結んで走るという明日にでも行きたくなるコースもある。中でも「これは!」と思ったのが富士山一周である。
一周。この切りのよい潔さ。淡路島は一周した。琵琶湖も一周した。屋久島一周も北海道一周も日本一周もまだだけれど、霊峰富士の一周はものすごく魅力的である。もちろん山だから峠にも登らなければならない*2。この本で紹介されているルートでは篭坂峠(標高約1100m)が最も高いところである。走ってもいないのに「富士山一蹴」とはおこがましいが、総距離は百数キロというところだから、一泊二日のコースにすれば、それほど無理をせずに走りきれるのではないかと思う。なんたって半分はダウンヒルだし。二泊にすればゆっくり観光もできるだろう。ああ、この夏に行くか。

*1:娘を誘ったが、今日はふられた

*2:ほんとは登りは大嫌い