ありえない混雑

morio01012007-06-01

地下鉄今出川駅で降り、同志社大学沿いに歩いていくと、目的地はまだ先なのにもう大勢の人の気配がする。相国寺に近づくにつれてますます人口密度が高くなり、なんだか嫌なアナウンスも聞こえてくる。「ただいま入場待ち120分です」って!
入るだけに2時間も待つなんて。当然館内も混み合っているわけで、しかもそれだけの長時間をこらえたところで、自分の回りの大軍団もそのままくっついて中に飲み込まれることを考えると、絶望的な気分になった。苦行に耐えて芸術の気分に浸るほど酔狂でもないので*1、あっさりと諦めて引き返すことにした。さよなら、若冲、またの機会に。
気を取り直して、映画の日であることを思い出す。高槻か茨木あたりで観て帰るかとスケジュールを調べてみたものの、ちょうどいい時間帯で見たいものはやっていない。わかりました、今日はそういう日なんですね。で、さっき帰宅。無理やり抱き上げた猫にさっそく手を引っ掻かれている水無月朔日。

*1:いや、単に気が短いだけなんですが