あきれた自転車本

昨日のことである。大阪市内の実家へ出向いた帰りに立ち寄った旭屋書店@東梅田で自転車本をパラパラと立ち読みしたのだけれど、酷いのがありますね。エンゾ早川なる人の書いたロードレーサー本がいくつもあって、いくつもあるからにはそれなりに売れているのだろうと手にしてみたのであった。ところが、自転車の前で格好つけてコーヒーを飲む早川某の写真にがっくりしたのに始まり、「ヘルメットは被らない主義だからご意見無用*1」、「ロードレーサーに乗る時はすね毛を剃れ」、「プロチーム御用達のバイクに乗るなら、スポンサーと無関係のジャージは着るな」、「コンパクトドライブは死んでもつけない」などという、たわけた暴言が次から次へと吐き出されている。「寝言は寝て言え!」と心の中で悪態をつきながら、本を棚に戻した。
そういえば売れっ子の疋田某*2の自転車本も原理主義的で宗教じみていて好きになれない。あくまで個人的に、ですが。

*1:主義主張だからどうでもいいといえばそれまでだが、活字の影響力というものを少しは考えてみたらどうなのか

*2:ツーキニストということばも気持ち悪い