鶴川から３時間

顧客の活躍ぶりを見るために埼玉へ行ってきた。朝９時半までに行かなければならなかったので、家を６時半に出る。嗚呼、実に片道３時間の旅である。大阪にも帰れるぞ。
６時台の小田急はやっぱり混み合っていて、いつもの火曜日の朝のとなんら変わったところはない。幸い登戸で目の前の男性が下車し、ありがたくも新宿まで座っていくことができた。乗り換え時間７分でJR埼京線へ。新宿駅構内も人が多くて、思うように動けず、ぎりぎりのタイミングでなんとか目的の電車に滑り込む。東京から出て行く路線なのにこれも乗客で溢れている。次は大宮で高崎線に乗り換える。ここでようやく空いているという感じになる。熊谷までゆったりと電車の旅を楽しんだ。そして秩父鉄道に乗り換えて東行田へ。鶴川の自宅を出て2時間45分が経過していた。10分ほど歩いて、ようやく目的地に到着する。
２時間ばかりそこに留まり（あ、お仕事です）、また同じ経路、同じ時間をかけて帰ってきた。長い、遠い、そして暑い……。「鉄」でない者には過酷な「旅」であった。