新型新幹線に惚れる
７月１日にデビューした新型新幹線N700系*1に乗った。月曜日の午後の便である。現在は上下各４本のみの運行であるが、徐々に本数を増やしていくということで、そのうち珍しくも何ともなくなるだろう。でも今日はまだ二日目である。ホームでは熱心な鉄道ファン*2や物珍しさにかきたてられた一般乗客ら*3が右往左往し、新型車両の入線を今か今かと待ちかまえていた。私もだけど。そしてヤツはやってきた。
ああ、格好いいよ。鉄じゃないけど、惚れ惚れする。
特にライト回りが初代０系を彷彿とさせる造型でものすごくいい。隣のホームには700系が停車していたのだが、すっかり見慣れてしまったこともあって野暮ったく映るのは仕方のないことか。あわただしく写真*4を撮って乗車する。
エクスプレス予約のポイントを使って、グリーン車の座席＠富士山側を確保した。バケットタイプの座席は明らかに広い。しかも座り心地がよい。テーブルはA4版の雑誌を縦向き横向きどちらにおいても余裕の広さで、各座席にはコンセントも完備しているため、パソコンを使うような作業は苦もなく行える。あまりやりたくはないけどね。再来年には無線LANも開始されるから、そうなったらよい暇つぶしになるかもしれない。読書灯はヘッドレスト脇にある。ちょっと目玉みたいで面白い。
スムーズな加速や安定した走行感もこれまでの旧車両とは一線を画しており、なおかつ車内は実に静かである*5。一言で言えば快適。これがグリーン車だからなのか、普通車両でも同じなのかは次にまた乗ったときに確かめてみたいと思う。
東京で勤めるようになってから新幹線には２週間おきに世話になっている。鉄分低めの私ではあるが、新幹線だけは日常と非日常をつなぐ存在として特別な思い入れがある。これでますます乗るのが楽しみになってきた。しばらくはN700系のダイヤに合わせてできるだけ予約を取るようにしよう。
左上：０系みたいなライトと先頭部分 右上：グリーン車の室内天井
左下：目玉オヤジ（読書灯） 右下：左側にはカメラを手にした大勢の人
