南町田でゆるだら

暑くて観光どころではないという落としどころを得て、近場で平和に過ごすことに決定する*1。大阪では放映されていないテレビ番組を娘が見終えてから、南町田のグランベリーモールへ行く。もちろんバスと電車で。さすがにこの酷暑の中、あそこまでロデオとブロンプトンで行く気力はない。
グランベリーモールは要するにいろんな店と映画館のある複合商業施設である。とりあえず即物的に半日を過ごすにはもってこいの場所であろう。買い物などをあれこれとしてみた*2。その後、109シネマズで今日から公開の「天然コケッコー*3」を観る。「リアリズムの宿」「リンダリンダリンダ」の山下敦弘監督の新作である。劇的な展開に頼らない静かに染みてくる映画だった。同じ中学生が主人公ということもあってか、娘もおもしろがっていた。いくつかぐっとくるところがあったが、とりわけラストシーン前の教室の場面がよかった。初日なのに数えるほどしか観客がいないのは、なんとももったいないことである。感想は後日。
日が暮れてもやっぱり暑い。これを書いている真夜中でも蝉が賑やかに鳴いている。明日は人の多いところへ乗り込む予定である。ちょっと気が重い……。

*1:誰に似たのか、わが娘もどこかに行くより緩く過ごせたらそれでいいと激しく同意

*2:私はモンベルで大きな保冷ボトル＠シロクマとメッシュの汗止め海賊帽、調節可能なボトルケージを購う

*3:公式サイト　http://tenkoke.com/